まさか雪崩の話を書いた後に梨泰院事件を聞くとは思わなかった。

 近頃、考えていたことや夢に見たことが時折起きたりして予知能力のようなものが微かにあるのかと感じるときがある。

 1平米に10人以上が押し込められると生命の危険となるそうだ。

 

 そこで今まで自分が一番つらかった高校時代の通学を思い出してみる。あの頃は手足が自由に動かない程度だった。

 日本の電車は平均して60平米で定員は150人である。1平米では2.5人となる。

 

 現在混雑を持って知られる東京の地下鉄東西線葛西駅付近では混雑率250%なので1平米6.25人となる。以前混む時間帯にのったことがあったがあれはヤバイ。

 

 韓国の場合は平米あたり10人にはなったと考えられるので日本の満員電車などはてんで甘いということになる。


 セウォル号のときもそうだったが、あのときは何故か直接責任のないパックネ大統領が詰問されていた。

 

 長い長い無責任の社会の伝統のなかでたまたま大統領になったに過ぎないのに、彼女に責任を問うとはどういうわけかと訝しんだものだった。

 今回も大統領府、市当局、警察に責任を問うようだ。これすらも政争の具にしようというのだ。

 警察の責任をと言っても、隣国の人が警察の指示を素直に聞く人たちだろうか。それだって問題だろう。

 夜間危ないところに出かけた無思慮はどうなのか。そもそも危険なところに出かけないという配慮が奨励されてよいだろう。

 犠牲者には政府から弔慰金が出るようでこれには疑問の声が多数上がっている。

 

 危ないところに自分から出かけて事故に遭った者に補償金を出すなんておかしいだろう、というわけ。


 陰謀論者によればこれもグローバリストに使嗾された者が潜入して事件を起こしたというのだが、近頃陰謀論者が大活躍する。

 孫子の兵法 上兵伐謀。其次伐交。其次伐兵。其下攻城。であろうか。