如何なる状況であっても、


バスの乗客が怪我したら全てバス運転士の責任となる現在の法律。













安全確認せずに加速したのか?


注意喚起しても無視していたから加速したのか?


他にも色々なケースがあるけど、


車内で乗客が怪我をしたら人身事故として警察に届け出をださなければいけません。し、


重大事故の規定の内容の場合は、運輸局へ速報と共に、事故報告書の提出が義務化されています。


バス会社は、法制定通り、


「 人身事故が発生した 」


から諸手続きをするだけ。


車内のドラレコで確認をして、


注意喚起しても言うことを聞かない乗客だったな。と事故調査結果が出ても、


出発してはいけない。がルール。


後方で大渋滞していても、バスが数珠つなぎで並んでいても、


発進させてはいけない。という感じです。


運転士としては、、、、


そのプレッシャーに勝てる勇気を持って、出発させない。という判断が必要。




でもね、


注意喚起を聞かない乗客は、自己責任ですよw





先日も路線バス乗車時にこんな事があった。


「 バスが完全に停止するまで立ち上がらないでください 」


と車内アナウンスがされていたけど、


隣りに居たオッサン。


停止寸前に立ち上がり、ドアへ走り出したw


ミラーで運転士さんは見ていたのでしょう。


「 立ち上がらないで!!!!! 」


と車内アナウンスをした。怒鳴ってましたが、


その乗客はそそくさと下車して歩いていった。


この場合でも、もしそのオッサンが怪我をしたら人身事故となる不思議。





☆ 交通事故で当たり屋に当てられても、当てられた方が悪い。という理論の法律です






私も高速バスを経験しているので、そこは注意していました。


ですが、


高速バスの場合、車内の空気感をマッタリとした空気感に持っていけるアナウンスをすれば、


「 バスが、、完全に、、、停止するまでは〜、、、お席をお立ちにならないよう、、ご協力をお願いします 」


と超スローでアナウンスするようにしていました。


車庫入り後、先輩には「ジジイみたいにアナウンスするな!!!かっこ悪いだろ!!!!」と、叱られてましたが、


超スローでアナウンスするのは継続していました。


丁寧に親切に。ですかね。


私は安全運転をしますよ!!!!というアピールをお客さんに伝われば席を立ち上がる回数は減るのです。


揺れない運転。重要です。





ま、でも中には色々な運転士が居ますよ。


加減速やハンドリングが荒い運転するバス。


あれ、自覚すら無い。


雑な運転だから、雑なアナウンスになり、乗客には雑に扱われる運転士となる図www





事前に事故を防ぐためにどうするか?


これがプロドライバーの職務です。