運送業界でもバス業界でも事務所には運行管理者が在籍しています。
トラックバスが運行している時間帯は必ず出勤しています(補助者も含む)。
運行管理者資格は合格率が約20%ぐらいの難関ですが、
私みたいなアフォな人間でも2回目で受かりますw
この勉強していると、素朴な疑問にぶち当たるのです。
☆ 何故、勤務時間は、運行管理法と労働基準法とで数値に誤差があるの!?!?
詳しくは長くなるので書きませんが、
運行管理法で定める「ハンドル時間」は、労働基準法の「拘束時間」に相当する数値なのですw
要はね、
厚生労働省で定めた法律と、国土交通省で定めた法律で誤差が有り、
ここに道路交通法が試験に入ってくるので、各省庁が定めた数値の誤差が運行管理者試験の合格率を下げてる原因でもあり、、、w
はい。つまりですねw
☆ 運行管理法(労働基準法、道路交通法)で定められているからこの運賃しか払わない
と荷主や元請けがいう法の抜け道になるのです。
☆ 最低賃金(労働基準法)は◯◯◯円だからね
ということ。
バスの運行管理法では13日間連続勤務が、運行管理法で定められています。
え?13日間休みなしでも法違反にならないの!?w
( 13連勤時は一日の拘束時間は短くなります)
最低賃金の対抗策として適正運賃が存在するけど実際には罰則がない法律なので、
トラックバス会社は、強く運賃交渉を荷主や観光会社に言えないのですw
バス会社はHPに「 最低運賃と最高運賃内で対応させて頂きます 」と、各社が足並みを揃えてます。が、
最高運賃も安いので、新車価格3〜4000万する車両の購入とランニングコストを考えると、
バス運転士の給料は、最低賃金で支払ってるからね。とバス会社は運転士に対して、コンプラ遵守を理由に安く雇える訳ですw
運送会社もよく似た感じ。
荷主や元請けから、同類の意味合いで言われて低運賃でトラックを走らせるのです。
燃料が高い時は、走らせれば走らせるほど赤字になることも、、、、
長文になりましたが、、、、
これを読んで頂くと思うことがあると思いますw
☆ 罰則のない適正運賃(運行管理法)と、罰則のある最低賃金(労働基準法)は、どっちが強いの!?
これが日本の、法の抜け道、の一例であり、
2024年問題を改善するための、本当の根っこの問題であり、
世の中の全ての人がマスゴミに洗脳されず、正しく理解する問題点であったりします。
日本の文化ってね、
生かさず殺さず。の文化が根強いので、
強い立場の人に有利な複雑な法律が制定され、これから将来にも改善するつもりは一切ないのです。
現在の政治では、中小企業に負担をさせて大企業を最優先に守る考え方は、
2024年問題をマスゴミによって国民に誤った解釈をさせることで、
「 休息時間を増やしたから働きやすくなったでしょ?? 」を言い分にして、
運賃上昇(賃金上昇)は無かったことにする方向で動いていると考えます。
もうね、
運送業界もバス業界も一度崩壊させた方が良いですね。