高松自動車道(たかまつじどうしゃどう、TAKAMATSU EXPRESSWAY)は、徳島県 鳴門市 から香川県 を経由 して愛媛県 四国中央市 へ至る高速道路 (高速自動車国道 + 一般国道自動車専用道路(A') )である。略称は高松道(たかまつどう、TAKAMATSU EXPWY)。国土開発幹線自動車道 の路線名は、高知自動車道 ・松山自動車道 の一部と併せて四国横断自動車道 である。
この高松道が神戸淡路鳴門自動車道 (大鳴門橋 ・明石海峡大橋 )と直結したことで京阪神 方面への流れが大きく変わり、当路線を通過する高松-京阪神方面の高速バス は屈指のドル箱路線 にまで成長している。
1、概要
鳴門ICから入ると、まずは大代古墳 トンネルを通過する。このトンネルは古墳 が見つかった関係で切通し案から変更された。
鳴門ICから獅子の里三木BS付近までは対面通行 の暫定2車線 路であり、途中にアップダウンと高松道で最長の大坂トンネルがあるため、交通量が多いと渋滞 が起こりやすい箇所でもある。土休日に高速道路に出入りすると1回あたり利用金額の上限が1000円に抑えられた2009年 3月28日 以後、初めてのゴールデンウィーク となった5月3日 には上り(高松から鳴門方向)の大坂トンネル付近で30kmもの渋滞が発生した。
板野ICからは山間を走るようになり、大坂トンネルを通過した後香川県に入る。香川県に入ると瀬戸内海 が見えるようになる。
津田東ICからは事業名上は高松東道路 と名前を変え、すぐ後に津田の松原SAがある。そこからの瀬戸内海の眺めは大変良い。
津田トンネルを出ると、瀬戸内海を離れて行き山沿いを走るようになる。
三木トンネルを抜け、4車線になり高松市に入るとそれまでとは一変し、都市高速道路 のように高架を走るようになる。高松檀紙IC-高松西ICのクランク を抜けると高架区間は高松西で終わり、そこからは再び山間を走り、坂出JCTで坂出 ・岡山 方面と分岐する。
坂出JCTからは再び平地 を走るようになり、豊浜SAに達する。豊浜SAを過ぎると再び山間を走るようになりトンネルが連続した後、愛媛県に入り川之江JCTからは松山自動車道に名を変え4車線は松山 まで続く。
2、全線4車線化
高松市以西の区間については、1987年(昭和62年)及び1992年(平成4年)の開通当初から4車線で供用されていたが、後に開通した高松市以東の区間については暫定2車線(対面通行 )による開通となった。そして、1998年 (平成10年)4月5日 に明石海峡大橋 が開通したことによって、香川県東部から京阪神方面への交通が、それまでの瀬戸大橋 経由から明石大橋経由に大きくシフトし、また2002年(平成14年)7月21日に鳴門IC-板野ICが開通したことにより高松自動車道が神戸淡路鳴門自動車道 に 直接接続すると、香川県と京阪神を結ぶ高速バスも明石大橋経由に経路変更されるなど、高松自動車道の高松市以東は京阪神方面へのメインルートとしての性格 を強めていった。ところが、高松市以東の区間は開通当初から暫定2車線供用であったため、対面通行が原因となった重大事故(正面衝突)が多発、また帰省 ラッシュが発生するお盆や年末年始などの集中期には著しい渋滞が発生し、高速バスも定時性が確保できないなど、メインルートとしてその需要に応えきれない 状態が続いた。また、4車線化の目安となる一日当たりの交通量1万台も全線で超えており、香川県など地元自治体は早期の4車線化を要望していた。
そのような中、2009年 (平成21年)4月27日 に開催された第4回国土開発幹線自動車道建設会議 で鳴門IC - 三木町・高松市境間の4車線化が盛り込まれた[1] [2] 。しかし、その直後の同年8月30日 、第45回衆議院議員総選挙 により与党 である自由民主党 が破れ、民主党 へ政権交代したことにより、「コンクリートから人へ」というマニフェストに則る形で、建設費約680億円が見込まれる高松道の全線4車線化は凍結された。この時、香川県はすでに地方負担分を計上した補正予算を議決済みだった[3] 。その後、政府による検証の結果、高速道路料金の割引財源を転用して4車線化を整備する方針が示され、関連法案が国会に提出されたものの結局廃案となり、予算が確保できなくなった4車線化は再び不透明な状態となった。そして2012年 (平成24年)4月6日 、「渋滞は経済的損失が大きく、東日本大震災の教訓もある」という前田武志 国土交通大臣の説明によってようやく凍結は解除され、施工と凍結で二転三転し、政治に振り回された形となった高松道4車線化はようやく決定された[4] 。凍結解除時点で4車線化事業を行う全線の用地取得はすべて完了しており、総事業費650億円、2019年 3月末の完成を目指して全線4車線化の工事を進めている[5] 。
2013年5月に板野IC-引田ICで着工[6] 。
4車線化に伴い現在国道11号 の自動車専用道路 区間となっている津田東IC - 三木町・高松市境間について高松自動車道と位置付けることとされたため、将来的には高松自動車道に編入される予定である。
3、サービスエリア、パーキングエリア
売店は津田の松原SA、豊浜SA、府中湖PAに設置されている。24時間営業を行っているのは豊浜SAのみである。ガソリンスタンド、レストランは津田の 松原SAと豊浜SAに設置されており、豊浜SAのガソリンスタンドを除いて24時間営業はしていない。なお、豊浜SA以外の四国の高速道路には24時間営 業のガソリンスタンドは一切無い。
