Listening Room

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-映像制作STUDIO MAGRiT-高橋コウジのBlog
http://magrit.info/

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MXTV放送中のドラマ『妖ばなし(あやかしばなし)』の一本を監督させて頂きました!

 

 

妖怪、お化け、伝説、体験談、モダンホラー…何でもありの『妖ばなし』。
「世にも奇妙な物語」の現代妖怪版といった趣。


僕が担当させて頂いたのは、ストーリーテラーとして毎話冒頭に登場する「文車妖妃(ふぐるまようひ)」という妖怪がメインになる回です。
(「世にも奇妙な~」で言う所のタモリさん的ポジション)

 

 「文車妖妃(ふぐるまようひ)」は恋文に宿った情念の妖怪。

切なくてちょっと恐いラブストーリーでございます。

脚本は妖怪朗読家として活動し、更に文車妖妃役を演じていますゆうかさん。

 

主演は正統派アイドル、鶴巻星奈さん。

 

シンガーソングライター兼女優のCancanaさん。

悪いイケメン役、成瀬清春さん。

 

妖怪造型美術総指揮はCharaさんこと杉本末男さん。

『妖ばなし』総合プロデュースは木川泰宏さん。

 

『妖ばなし』第8話「文車妖妃」放送は

【5/20(土)AM7:30~7:45 TOKYO MX2(93ch)】です!

ぜひ観てみてください~!

WEBサイトをリニューアルしました!
 
この機会に昔の作品もまとめました。
 
20年前から撮り出して、最初の作品のクランクインで、その日撮った素材をその日の夜につなげて、余りのヒドさに本気で泣いてしまったとか。それでも1年撮影続けたけど、結局、途中で挫折したとか。作るたびにもう二度と撮らない!と思ってたとか。
 
とにかく一本一本とても大変で、失敗して挫折してお金が無くなってで、でも続けていると頼りになる仲間が増えていって、いい感じの作品も作れるようになってきて。
 
何だかんだ今も続けております。
これからも続けていきます。
 

「虚空の森」YOUTUBEにて公開いたしました!

 

■「虚空の森」30min / 2015

 

 山に囲まれたとある街。転校生の敦志は母親との問題を抱え、同級生たちに心を開こうとしない。

 そんな中、山では伝説のUMAツチノコの目撃情報が。敦志たちは山へと向かい、そこで謎の少女と出会う……。

 

 第3回岩槻映画祭・入選
 しがショートムービーフェス2015・佳作

 第2回新人監督映画祭・プレミア招聘部門上映


なかなか珍しい和製ファンタジー作品です。

「ツチノコでナウシカをやろう!」と言う冗談っぽいネタをかなり真剣に作ってます。

 

メインロケ地は東京都青梅市。自然背景が多い作品ですが、ほぼ東京で撮影しております。

役者事務所関連での制作のため、キャストが多く、全員遠方に運ぶとお金が大変なことになるので、電車で行ける範囲で探しているという裏話。

 

30分の短編です。お時間ある時にぜひご覧ください!

 

 

キャスト、スタッフはこちら~!

 

出演:八田拓也・山田梨佳・新井菜月・佐藤拓・橋野竜弥・渡辺巧也・竜田佳代子・廣­田真吾・中野貴文・杉田茜・坂本聖子

 

撮影:勝亦祐嗣 / 照明:高橋拓 / 録音:鈴木春政・内田達也 / 助監督:佐々木勝己 / 制作:坂野崇博 / 撮影助手:加藤大志 / 照明助手:板部文

 

富岡町パート撮影:永野敏 / 音楽:沼口健二 / 衣装原案:岡本英郎 / 衣装管理:新井菜月 / ツチノコ造形:杉本末男(Chara)/ 編集:高橋コウジ / 車両協力:草苅勲 / IPC担当:佐藤麻衣

 

協力:武州青梅金比羅宮 / 青梅市 風の子・太陽の子広場 / 永山公園総合運動場 / 葛飾区観光フィルムコミッション

 

プロデュース:岡本英郎・小菅康嗣

 

監督・脚本:高橋コウジ

 

製作:(株)IPC・STUDIO MAGRiT

12/4(日)八王子日本閣で開催されました第4回八王子ShortFilm映画祭にて、新作「エンティティ」を上映させて頂きました!

 

第4回八王子ShortFilm映画祭


「エンティティ」は映画祭のプロット審査に通り、主催の八王子日本閣様でロケをさせて頂くことが出来ました。


普段、結婚式の撮影をしているので、いつか「結婚」をモチーフに映画を撮りたいと思っていたのが叶うことが出来ました。


お越し頂いた皆様、関係者の皆様、そしてスタッフ・キャストの皆様、ありがとうございました!

 

 

ここ5年、毎年色々な機会を頂き、短編映画を撮ることが出来ています。


「エンティティ」は、自分にとっては、模索を続けてきた短編制作の一つの完成になったと思える作品になりました。


ですが今回の八王子ShortFilm映画祭では受賞まではいかずで、自分の5年間まで否定された気がしてきて思った以上にショックでした・・・。
じわじわとショックでございました・・・。

 

とは言え実際はそんなことは無いでしょうし、頂いたフィードバックを元に、もっと質を上げるアイディアも出てきたりして^^

これから作品が多くの方に届くよう頑張っていきます!
どこかで上映の機会がありましたら、ぜひぜひお越し頂ければと思います!

 

本格ミステリー界の巨匠、島田荘司先生。
僕にとっては創作のルーツでもあり、血肉レベルで影響を受けている憧れの作家先生。

自分がまだ映画というジャンルに心を定める前、漠然と将来は物語を作る人になりたいと思っていた学生時代。

ある夏休み、家にあった大量の小説を何の気なしに読み漁っていました。
ヒマつぶしという感じだったのですが、その中に唯一冊だけ、時間を忘れ夢中になって作品世界に入り込み、驚天動地の衝撃を受けた作品がありました。

それは島田荘司という作家が書いた「占星術殺人事件」という本格ミステリー小説でした。

占星術殺人事件・旧文庫版

(これは旧・文庫版。当時読んだのは新書版。表紙はこれが好きですわー)

御手洗潔という名探偵が活躍するこのミステリーは、その後多くの作家に影響を与えミステリー史を大きく塗り変えていくような重要な作品になる訳ですが……。

そんな世界の片隅で、僕なんぞも影響を受けておりました^^

島田荘司先生が創り出すスケールと幻想感のある物語にのめり込み、常人離れしたトリックと発想に驚嘆し、新刊を待ちに待つ大ファンとなり、あげく先生の影響を受けた映画を作るまでになると言う……。

自分にとっては大げさでは無く人生に影響を与えられた特別な作家先生。

そして月日は流れ2016年。

ファンが待ち望んでいた御手洗シリーズが遂に映画化となった訳です。

星籠の海

原作は最新作「星籠(せいろ)の海」
監督は相棒シリーズの和泉聖治さん。
僕にしてみたら待ちに待った本当に楽しみな映画化だった訳ですよ。

全国公開は6/4からと、まだ数ヶ月先な訳ですが、言うならば20年間待ってた訳で、もう目前だー!なんて思っていましたら、

何とまあ色々ありまして超先行して昨日!
なんと関係者試写会にて拝見させて頂くことが出来ました!

これはちょっと自慢したい!!!
観ました!!!
御手洗作品初映画化!!! 観ちゃいました!!!


とですね、
ネタバレとかしないように気をつけて・・・

島田作品らしい衝撃的なオープニングから始まり、
瀬戸内海を舞台に多発する事件に事態は複雑化、
そして歴史にロマンと新解釈を与えるスケール感のある着地!

そしてそして、玉木宏さん演ずる御手洗潔

・・・・・超カッコイイ!!!

スクリーンを思い出すと未だ興奮します。

公開は6/4~。
東映系にて全国公開です。また観に行く所存。
詳細はコチラ

まさか自分が御手洗映画の試写会にお邪魔できるなんて……。
昔の自分に教えてあげたら気絶しそうな感激な出来事です。

ですが御手洗潔が解決した事件はまだまだある訳で……。

歴史的傑作「占星術殺人事件」から「暗闇坂」「斜め屋敷」「異邦の騎士」「水ピラ」「眩暈」……。
「アトポス」とか「摩天楼」とか「魔人」はさすがに海外舞台だから厳しいか、とか。
御手洗さん出ないけど「龍臥亭」も映画化して欲しい!!!
だったら「奇想」も観たい!!! 「アルカトラズ」も6時間、3部作位で観たい!!!とか。。。

ファンとしては全部映像化して欲しい!!!
夢は膨らみますなー。。。