本日はBリーグ4日目です。

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イベント開始は全日程一緒で、
19:30開演、20:00開場です。

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前回の記事に引き続き、
ジュリ戦について書こうと思います。

ジュリというキャラは、

超高性能な飛び道具の風破刃、
豊富な対空技(通常技対空、空対空、EX穿風車)、
近距離でのハイリスクハイリターン逆択、

これらを使い分け、
如何に相手を近付けさせないようにするキャラです。

とまぁ、
こう書き綴ってしまうと、かなり強いキャラに見えますね。

実際、結構強いキャラである事は間違いないんですが、
これら全てに使い分けが必要であり、という事はも存在します。

全部の対策を書いてしまうと長くなってしまうので、
今回は一番対策が難しいであろう風破刃に焦点を絞りたいと思います。


■風破刃
ジュリというキャラのほとんどは、
この技で形成されていると言っても過言ではありません。

その性質は特殊で、
開放時の飛び道具自体の性能はゲーム内屈指なのだが、
打つ前に風破刃という蹴り上げモーションの必殺技(以下風波タメ)を出し、
なおかつ出した時の強さのボタンを押しっぱなしにしなければならない。
離す事で開放する事が出来、これが飛び道具となる。

逆に言えば、
風波タメさえしなければ、

相手は飛び道具を出す事出来ない。
※ゲージを使ったEX風波は出せます

んですよね。

今回俺が対策したのは、
この性質を利用した、緩急をつけた攻め

仮に、風波タメをしていない状態をモードA
風波タメを完成させた状態をモードBとしましょう。


まずはモードA中ですが、
足の遅さや立ち回りでのローリスクな必殺技の仕込みがないからか、
ぶっちゃけ言って、立ち回りは弱いです。

ここを理解するとジュリ戦はかなり変わります。

狙いとしてはどこかで風波タメをする事だと思うんですが、
風波タメに対しては見てから遠中Pをかなりの距離で差し返す事が出来ます。
ヤンの足の速さもあり、この差し返しを狙い易いキャラと言っていいでしょう。

となると、
風波タメに対して常にリターンを狙っていきたいので、
モードA中の基本の立ち回りとしては、

前歩きで距離を詰める事。

そして、
簡単に触られて風波タメをさせない為に、

飛びに対してしっかりと対空をする事。

となってきます。

そうなってくると厄介になってくるのが遠大K中足穿風車などの置き技。
これらに対して、ヤンはローリスクまでとは言わないが、
ある程度のリスクでリターンを狙う事が出来ます。

遠大Kに対しては中足を置く事でスカす事ができ、
スカしたタイミング次第では硬直に小足を確定させる事も出来ます。

その中足に対しては中足穿風車が有効なんですが、
その中足置きに対しては低空雷撃や遠小Kが。

そして更に、低空雷撃に対しては対空なのだが、
そこに意識を割くと距離を詰められてしまう。

置きに頼らずに距離を詰められる事を嫌うと、
バクステやバックジャンプをやるしか無いのだが、
それを繰り返しているとあっという間に画面端に到達。

という感じに、ゴールを画面端までと考えれば、
数回のローリスクな読み合いに勝つ事でゴールに到達するわけです。

その中で厄介なのが、
モードA中でも飛び道具を出す事の出来るボム(EX風破刃)ですね。
これを出す事さえ出来ればガードヒット問わずにモードBに移行出来るのですが、
受け身になってる状態では能動的にゲージを貯める事が出来ないので、
このボムの回数というのはかなり限られてきます

これに関しては対策らしい対策が無いのですが、

くらいさえしなければ良し、
むしろゲージ使わせたし。


そんな感覚で十分に対策になってると思います。
ゲージが無ければ安定対空のEX穿風車や、
いざ密着になってしまった時の切り返しなどをする事が出来ませんしね。

さて、
こんな風にしっかり対策をしていたとしても、
それは読み合いの中で優位に立っているだけであり、
状況によってはどうしても風波タメを許してしまったり、
ボムを出されてモードBに移行されてしまう、なんて事は多々あります。


風波タメをする事で変身したモードBのジュリは、
モードAとは大きく異なり、

別キャラ!?

と言っていいほど立ち回りの幅が広がります。

まず、風波をドコでも出す事が出来ます。
歩き中だって出す事が出来ます。
その風波自体は全体硬直が異常に少なく、
飛んだところで簡単に対空だって出来ます。

そして苦し紛れだった置き中足のリターンは高くなり、
キャンセル風波なのでリスクの方も低くなります。

どれかに引っかかってしまえば再度風波タメをされ、

モードBは継続。

つまりはリスクを覚悟出来ないのであれば、
後手後手に回るしかなくなるんですよね。

実際俺も、モードBに移行したジュリに対しては距離を置くことにしています。

ですが、こんな最強にも思えるモードBにも、穴はあります

対戦において有効なのは、しゃがみ状態にも当たる弱風波
弱風波タメ継続時は弱風波を上乗せて溜める事は出来ず、
開放した後、再度風波タメをしなければモードBを継続する事は出来ない。

という点です。

なので、読み合いを発生させるポイントとしては、

風波開放→風波タメ



風波開放→ココ!→風波タメ

が、実は読み合いポイントだったりするんですよね。

ココ!

の部分に何をやるか?というのが難しいのですが、
これはキャラによって色々と選択肢が変わってきます。

今回はヤンでの対策ってお話なんで、ヤンでの選択肢を書きますが、
この記事を見た人達も自分のキャラで色々模索してみるのがいいと思います。

ココ!の部分で読み合いを発生させるまでに大事なのが、
風波が当たるギリギリまでしっかりと我慢する事です。

この、ギリギリになった時に何をするか?

これが実はジュリにとって一番イヤな事なんですよね。
ちなみに、この事は自分でジュリを使うまで全然気づきませんでしたw

ギリギリまで待たれると、
ジュリ側が考えなければいけない相手の選択肢が途端に増え、
その状況を確認するまでの時間も増えます。
対ヤンで考えた場合は、

①ガード
②縦飛び
③セビ前ステ
④前ジャンプ


他のキャラも似たりよったりだと思いますが、
ヤンは足が速く、遠中Pでの風波タメに対する差し返しの距離も長い為、
どれも他のキャラより有効になってきます。

まずジュリがしたい事としては、
風波を打ってからノータイムの風波タメ

これに対しては①、②が大して機能せず、
その代わりに③、④がリターンを合わせられます。

じゃあ③、④が怖いから、

相手の状況を見てから風波を溜めよう。

とジュリ側は考えるのですが、
そうなってしまうと①、②の安定行動をした時の判断が遅くなり、
ヤンが①、②の選択肢をとって最速で前歩きをした場合に、
気付いた時には目の前で、風波タメをする事がしにくい距離になってたりするんです。

こう書いてしまうと、


すげぇ!!


え?これ、もうジュリ終わったんじゃね!?


とか思う人もいるかもしれないけど、
どれも読まれてしまうとリターンを合わせられてしまうし、
③、④などの簡単なリターンをとれる行動に対しては、
それ相応の高リスクが帰ってきます

体力リードされると非常に厄介なキャラなので、
ここらへんの選択肢を自分の中で吟味して、バランスよく出す事が大事だと思います。

さぁ、最後にまとめましょう

ジュリには

・ノーマル状態
・風波タメ完成状態


の、2つのモードが存在する。

モードAに対しては強気に前歩き
モードBに対しては消極的に

いざモードBになってしまった時は、
相手の風波開放から再度風波タメを打つタイミングをしっかり見て、

・ガード
・縦飛び
・セビ前ステ
・前ジャンプ


などの行動を選択肢として持っておく。

その中で注意すべきは、
モードA、モードB、それぞれの状態で打てるボム(EX中風破刃)

こんな感じ!

これまでジュリに困ってた人も、
この記事を見れば何かの光が見えるといいね!!


書き始めてすぐに、これ長くなりそう・・・って思って、
日にちを分けてちょいちょい書いてたんだけど、
やっぱり大分長くなったw

でもまぁそれなりにいいモン書けたかなと思うから、まぁよし!

とりあえず、
今日は三太郎サガット戦!!


自信の方は◎!!


がんばりま!!