先日チラッと胃カメラについて

書いたのですが、次回のためにも

もう少し詳しくメモしておこうと思います。

 

5年前にも1度受けたのですが、

どんなだったかほとんど

忘れちゃってたので

今回こうやって詳しく書いてみました。

 

 

医療機関やその時期、体調、

経験なんかによって

多少違うこともあると思いますが、

初めての胃カメラで不安な方が

ここにたどりついて、

「ああ、こんな感じなのか」と

少しでも心の準備のお手伝いに

なれたらいいな、という願いも込めて。

 

 

胃カメラの前の日は夜9時くらいまでに

食事を終えること。アルコールはダメ。

当日も水かお湯のみ。

 

 

市の胃がん検診。

総合病院で受けることにしたのですが、

混んでいるとのことで

一か月先の日程になりました。

待つ時間が長いって、

不安も長引くのでいやですね。

 

さあ、当日です。

受付後、血圧測定→採血。

その後に問診があるのですが、

それまでにコップ1杯の水を飲むように

言われました。なんのためかは謎です。

 

問診では、薬の服用についてとか

ちょっとしたことを聞かれ、

同意書にサイン。

 

その後、カメラ室へ移動ー。

ドアの前でドキドキ!

 

名前が呼ばれたら、中に案内されて

ひじ掛け付きの大きな椅子に座ります。

そこで胃の中をきれいにする薬を飲みます。

紙コップに入った黄色っぽくにごった液体。

汗のような、よだれのような、

なんだか酸っぱい匂いがしました。

まずいけど、大丈夫。

 

右の鼻と左の鼻、どちらか希望はあるか

聞かれました。どっちでもいいけど、

右の鼻の通りが左よりも良い感じがしたので

右かなー、と曖昧に返答。

 

しばらくすると、次は出血しにくくする薬。

両方の鼻に、小さな注射器のような

器具の中に入った液体(ジェル?)を

注入されます。

少量ずつ入れてくれるので、

喉に降りてきたらその都度

飲み込みます。喉がビリビリするけど

頑張れー。

 

その次は両鼻に麻酔です。

さきほどと同じような容器に入った液体を

同じように少しずつ注入されます。

息を止めてた方がいいかも、と

スタッフさんがアドバイスしてくれたので、

その通りに。頑張って飲み込みます。

しだいに喉に違和感が出てきて、

ああ、麻酔がきいてきた!と

実感するのです。

 

 

さあ、次はいよいよ胃カメラです!

 

眼鏡をはずして台に横になって、

あとはされるがまま。

鼻の穴を確認することなく、

すぐに先生が右の鼻に

黒くて細いヘビのような

物体(内視鏡)を入れてきます。

つーんという痛みを感じつつ、

でもそれほど痛くもなく、でも窮屈で

変な気分。

リラックスして、大きく深呼吸しながら

頑張ります。

…といっても、リラックスできる

精神状態ではありません。

スタッフさんが背中をさすってくださるのが

ありがたいです。安心します。

 

で、顔のすぐ上にモニターがあるので、

胃の中の様子が見えます。

 

どんどん奥へ入っていく胃カメラ。

1番奥まで来ましたよー、と声をかけられ、

あとは上に引き上げながら見ていきます。

 

カメラを入れている最中、

「空気を入れるのでちょっとお腹が

苦しくなりますねー」的なことを

数回言われます。

本当に、お腹いっぱい、というか、

お腹が膨らむ感じがするんです。

空気を入れながら

胃の中を通っているのかー。

 

そして、最後は食道見ますねー、と。

ああ、やっと終わるー!!

ずるずるずるっとカメラが出ておしまい。

 

 

カメラが入っている最中は、

唾をのみ込んではいけません。

飲み込むと苦しくなる上

カメラをする時間が長くなるそうです。

ダラッダラに垂れ流してください、と。

 

よだれは顔の横にしいてある紙に

出してください、と言われるんですが、

最初はなかなかうまくできないんですよね。

 

鼻からの胃カメラはしゃべることも

可能なのですが、先生によると

しゃべると飲み込みやすいということで、

先生の声掛けには答えなくていいよ、と

いうことでした。

もう最後の方は口をタコのようにして

無理やり唾を吹き出すような感じで

やってました。

痛さより唾との闘いでしたね。

1年前に大腸カメラもやったのですが、

大腸カメラの方がラクだったな、という

印象です。

 

 

終わってから上を向かないように

ぶくぶくうがいをして終了ー。

画像を見ながら先生に話を聞いて

カメラ室を退出です。

 

麻酔がまだきいているので

30分は飲食禁止と言われたのですが、

私は1時間くらい残っていたかなー

 

 

女性は鼻が小さいから口の方がいい、と

聞いたこともあるのですが、

えづくのが怖くてまだやったこと

ありません。

何かあった時に細胞を採取できるとか。

 

 

ちょっとした苦痛も伴いますが、

スタッフさんや先生がその都度

説明をしてくれるので、そう恐怖では

ありませんでした。

 

すべて無言でやられたら

「今のはなんだ!?」「これは何!?」

「何やってんだ??」「次は何されるの?」

…と、わからないことだらけの恐怖に

押しつぶされて感じる苦痛は

相当大きくなったと思うんですよね。

 

 

できれば受けたくない検査ですが、

自分の体を知る・この目で見られるって

いい経験だと思うようにしています。

早期発見にもつながりますし。

 

ああ、無事終わって良かったー!

来月は陶芸サークルの作陶展。

安心して準備がすすめられます。

 

 

 

 

あ、最後に画像の説明を。

 

とある温泉の日帰りプランの

ランチメニュー。

「まるごと玉ねぎのシチュー」と

あったので、てっきりシチューの中に

玉ねぎがドーンと入っているのかと

思ったら、逆でした。

玉ねぎが器になってました!