『生活習慣病』を招く

動脈硬化

カルシウムパラドックスによって、骨から過剰に溶かしだされたカルシウムが血管壁に
溜まると、動脈硬化の原因となります。

 
血液中には、体内の細胞に必要な酵素や栄養素の他、老廃物も含まれていて、血管の中を血管壁にぶつかりながら勢いよく流れています。だから血管は傷がついています。ストレスやショックを受けることでも血管は傷つきます。
 
その時に、血液中にコレステロールが多かったり、カルシウムの摂取が足りない事が原因で骨から溶け出した過剰なカルシウムがあると、その傷に引っかかってくっついてしまうのが動脈硬化のはじまりです。
 
高血圧
血管が硬くなることにより血液が流れにくくなるため、高血圧も引き起こしやすくなります。
 
動脈硬化を起こして狭くなった血管では、当然血液の流れが悪くなります。そうすると、心臓は血液の流れを良くしようと、より強い力で血液を送ろうとします。これが高血圧です。
 
高血圧になれば、血管の壁に強い圧力がかかるようになるから、さらに血管が傷つきやすくなり、動脈硬化が進行してしまいます。(悪循環)
 
血圧が高くなるもう一つ理由
食事で塩分(ナトリウム)を摂り過ぎてしまうと内蔵で処理し切れないほど多くのナトリウムは、水分と一緒に体にため込まれてしまい、血液の量が増え、血圧が上がってしまいます。
 
血管の長さは変わらないのに、その中に流れる量が増えてしまうんだから、血管に負担がかかってしまい血圧が上がってしまいます。
 
LIFEの見解では、血圧の上が高くなるのは塩分の取りすぎ、下が高くなるのはカルシウム不足が原因のケースが多いです。
 
減塩で血圧がどこまで落ち着くか?まずは試してください。
 
その後、様子を見てカルシウムの摂取をしてみてください。
 
 
 
尿路結石
カルシウムが尿路でシュウ酸やリン酸などと結びつくこと。
 

骨粗しょう症

骨から過剰にカルシウムが取り出されるため。
 
骨粗鬆症についてはまた後日詳しくせつめいします!