からだの不調が出るところには意味がある。そんなことを何年か前に聞いたことがある。お客様にも『からだの声聞いてあげてね。』と何度も伝えてきた。
『からだの声、聞いてる?』と言う本がある。
自分の不調が出るたびに見ては『えーっ、なるほど』『えーっ、そうかな?』『心当たりあるなぁ』何て思いながら読んでいたけど、手に関してだけは違うわーと思っていた。
それは、『手に出る不調はやりたくないことやってませんか?』って書いてあったから。
やりたくないこと?
やりたくないことなんてやってない!
やりたいからやってる。
って、ずーっと思ってきた。
何ヵ月か前に『やよいさんは講座の方でやっていったら?』とある方に言われ、『講座は講座で楽しいし、施術も好きだし楽しいですよー。』って、さらっと流してた。
でも、つい先日 『施術をやめたら?そうしたらきっと手は良くなるよ。何でなんだろう?何で悪くなるんだろう?ってない原因をずーっと探してない?ないものを探すのって疲れるでしょ。』って、違う方が言ってくださった。
ないものを探し続けてる····
何故かその言葉を聞いて涙が出てきた。
理由はなかったんだ。
手を患ってからその事を考えない日はなかった。
何でなんだろう?
何したんだろう?
どうしたら良くなるんだろう?
それを探して手を治すためにやって来たことが、自分の今やってること。
そのことばかり考えて来たから、理由はないよって言われて、ホッとしたのか、驚いたのか?何でかわからないけど涙が止まらなかった。
その方は『やよいさんのすることは施術じゃない。他のことで助けたい人がたくさんいるでしょ?その気持ちをごまかしてやろう違うことをするから、からだが出来なくしてるんだよ。』と。
私がやりたかったこと。
『お母さんと子どもを応援したい』そう思って初めてサロンたったけど、 段々方向が変わってしまって、違う形になってきてたことを、本当の私は『違うよー。 それじゃないよー。』って叫んでいたのかもしれない。
施術がやりたくないことではない。
やるべきことではない!ということなんだ。
今まで学んできた施術を手放すことはとても勇気がいるし、じゃあ何をする?どうしていく?って何もわからないし、それが正しい判断なのかもわからないけど、一旦手放してみようと思う。
そうしたら、なにか違う世界が見えてくるかな。学んだ知識や技術は無駄にならない。次への準備のための期間だった気がしてる。
もちろん、現在ご予約いただいてる方、今までご縁があってサロンに来てくださった方のケアはさせていただきますので、おっしゃってくださいね。
そして、クレイの講座やホロスコード鑑定、腸活や体質改善のサポートは引き続きさせていただきます。
こそカツももちろん続けます。
手放すと決めてから、肌がどんどんよくなり始めてる。
やっぱり心とからだは繋がってる。