詩「アメーバ」
大宇宙に 産み落とされた
ほんの一滴のアメーバ
深い想いに包まれた それは
その瞬間から 細胞分裂を繰り返す
初め 小指の先の虫にも満たなかったアメーバは
風雨に晒され 変化を余儀なくされながらも
光りと蔭の恩恵を受けつつ
いつの日か
人の形へと 成長を遂げて行く
そう 私の心はアメーバ 細胞の相似形だ
無数の偶然と必然と神仏に見守られ
母なる大地の養分を吸いながら
この意識 精神 魂 私の根源は
無限の変化と成長を約束されている
私たちは分け隔てなく
選ばれしモノだと思う
私たちには確かに限界があります。
でも、同時に、無限の可能性もある。
その可能性を狭めるのも広げるのも
この心次第。
人生は厳しく辛いことも多いですが、
どんな時も希望を捨てず、
清々しく生きて行きたいものです。