詩「恋と愛」

 

若い頃は友達と 

恋の話ばかりしていた気がする

今はひとりで たぶん

愛について考えていることが多い

 

あの頃

お前は誰が好きなの?

そういうお前こそどうなんだ?

で、例のあの子は誰が好きなんだろう?

どうやったら仲良くなれるのか アプローチの仕方を彼女のいる奴に尋ねたり

そんなやり取りの中 自分の恋が成就することだけがねがいだった気がする

 

今では

あの子は今どうしてるだろう・・・幸せにやってるかな?

とか

母親にもっと楽させてやれたらなあ・・・

とか

あの人は大丈夫だろうか

俺なんかがそばにいちゃいけないな 幸せになれないよな

とか

ブログ テレビ 世間話 どこを見ても胸の痛むことが多くて

妙に考えることが増えた気がする

 

幸せになりたい思いは 今も昔も変わらない 

けど

今では自分ひとりでは幸せになれないことを知っているから

大切な人の幸せも

世の中の平和も

願わざるを得ないのだ

でも

最近 ますますひとりになっている気がして

これって ある意味

死ぬ時の準備をしているような気すらして来る

ま 死は常に隣り合わせだから

 

ん? ということは

人間って いまわのきわが いちばん

愛にあふれてるってことなのかもしれないな

 

 

 

 

 

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