私の家ではカマキリを飼っています。

 

昨年11月に捕まえた雌のカマキリが卵を産み、卵から生まれてきたカマキリを育てています。

 

今回の話は、卵がかえった4月頃の話です。

 

 

さてさて、卵がかえったは良いが、何をたべるのか?

 

カマキリは共食いをするというし、そんな残酷ともいえる状況を放置するのは親として如何なものか・・・。

 

そこで、子供のカマキリの餌を探すことにしました。

 

 

息子に「カマキリの子供は何を食べるのだろう?」と私。

 

すると息子は「アブラムシだよ」と即答。

 

「アブラムシ?どこにいるのかな。」と私。

 

「しらない。アブラナなんじゃない。」と息子。

 

どちらにせよ。分からないので、Webで検索。

 

『確かにアブラムシはアブラナにもいるらしいが、そもそも自生したアブラナなんて普通はないだろう・・・。アブラナ科の野草と言えば ぺんぺん草 だけどアブラムシいたかなぁ』と私が思い悩んでいると。

 

 

息子が「アリはアブラムシを飼育したりするんだよ。アリはアブラムシのお尻からだす蜜がすきなんだ。」と何の脈絡もない一言。

 

 

「へーそうなんだ。」と私。

 

その話を受けて「そういえば、昔、ヤハズノエンドウが甘い蜜をだしてアリを呼び寄せ、アリに外敵を駆除させるというようなことを本で読んだような・・・。」と私。

 

透かさず息子が「アリの巣が近くにあるヤハズノエンドウを探せば、アブラムシはいるんじゃない。アリはヤハズノエンドウも、アブラムシも大好きなんだよ。」との仮説を提唱。

 

 

「そっ、そうだね・・・そうしようか。」

 

探す宛もないので、取りあえずは、息子の仮説でアブラムシ探しをスタート。

 

ヤハズノエンドウは何処でも生えているので、アリの巣探しに集中。

 

そして、アリの巣を見つけ、その周辺のヤハズノエンドウに目を向けると・・・。

 

確かにいる‼

 

アリとテントウムシが!

 

アリよりも気になるのが、テントウムシの数。

 

テントウムシが多すぎる!

 

 

そして、目を凝らしてみると花の根元に鈴なりのアブラムシ!

 

 

うーん。息子には、このビジョンが見えていたのか?息子の仮説はあたっていたのか??

 

 

仮説の確証は得られないとはいえ、暫くの間は、カマキリの餌に困らなくてすむことは間違いなさそうです。