季節は移り入梅の候となりました。世の中いろいろ私達を<自在>の境地から遠ざけることが起きました。「殺仏殺祖の譬え」決して実際にあってはなりません。あらゆるものの捉われを超え正しい見解を得るためには人に惑わされず心の働きを明らかにしなくてはなりません。禅の言葉より
<別に是れ一家の風>
家風とは、代々伝わっているならわしとそれに関連する生活様式のことを言う。
同じ師匠からの法の流れを受け継ぐ仲間を家族に譬え、修行法や公案の解釈に現れてくる特徴を家風とも呼ぶ。
自分を正しく導く師匠を確かな目を持って選ぶことがまず肝要。