★2023.02.04 (土)
・6時
少し苦しそう。
酸素3.0ℓ酸素飽和度96 脈拍124

👩「お煎餅食べたい🍘」
お煎餅を4枚食べる
「昨日の夜、全然食べてないからお腹が空いた。」

・6時15分
「悲しいよ・・・一人でトイレに行きたい」

・7時50分  
酸素3.0ℓ酸素飽和度95 脈拍125
酸素3.5ℓ酸素飽和度98 脈拍121

「ベットに横になりたい」
「足にホットタオルしたい」

浮腫んだ足が少しでも楽になるなら・・・ホットタオルをする。

・9時30分
訪問看護師Kさん
酸素3.5ℓ酸素飽和度90
酸素4.0ℓ酸素飽和度95 脈拍127

Kさんがタオルを取りにキッチンにいらした。


大きなボールに入っている餃子の具を見て驚かれた。


👩‍⚕️「お母さん、こんなに大きなボールあるんですね。初めて見ました。

物凄い量を作るんですね〜😵」

と目を丸くされていらした。

「いくつ作るんですか?」


🙍‍♀️「今日は300個分です。

さーちゃんのリクエストなので、餃子とピザを作ります。」


👩‍⚕️「さーちゃんが食べたい物を食べさせてあげてくださいね」

Kさんがパット交換している時に娘が聞いていた。
👩「Kさん・・・治りますか?」

👩‍⚕️「さーちゃん、去年も酸素療法して良くなったでしょう。
でも、今は辛いねー」

Kさんは言葉に詰まりながら、明確な返事はせずに娘の世話をしていた。


・10時40分
呼吸苦→レスキュー

・12時30分
酸素4.0ℓ酸素飽和度95 脈拍124

さーちゃんの楽しみにしていた🍓イチゴ狩りの日だったけど、体力的に無理だったから家族で食事会をした。

家族全員が揃う事が滅多にないので、集合写真を撮る予定だったけど、娘は怠さがあって撮影を嫌がった。

さーちゃんは餃子🥟を5個

ピザ🍕をひと切食べた。

食後のデザートに、さーちゃんからのプレゼント🍓を食べた。


弟妹達が代わる代わるに

「お姉ちゃん、🍓イチゴご馳走様でした。」とお礼を言うと、嬉しそうに頷いていた。


癌が分かってから、通院やボクの子守り、引越しや部屋の片付けなど助けてくれた弟妹達に対するさーちゃんの感謝の気持ちだった。




・13時50分
酸素4.0ℓ酸素飽和度97 脈拍125

👩「暑くなると頭がモア〜として眠れない」


・15時

立ち上がる事が辛い。

酸素4.0ℓ酸素飽和度96   脈拍139


・15時30分

酸素4.0ℓ酸素飽和度92  脈拍130

酸素を上げる

酸素4.5ℓ酸素飽和度97  脈拍128

呼吸苦→レスキュー

酸素4.5ℓ酸素飽和度99  脈拍128

酸素4.0ℓ酸素飽和度96  脈拍126


・15時45分

酸素4.0ℓ酸素飽和度88  脈拍130

酸素4.5ℓ酸素飽和度90

呼吸苦→レスキュー


酸素を上げても酸素飽和度が改善しない。

訪問看護師Tさんに電話する。

酸素5.0ℓ(MAX)まで上げて良いと在宅医ク(リニックの医師から許可が出ているから、と言われた。

酸素5.0ℓ酸素飽和度95   脈拍132


・16時

酸素5.0ℓ酸素飽和度98  脈拍133


・16時25分

酸素5.0ℓ酸素飽和度97  脈拍126


・16時50分

ベットに腰掛けテーブルにうつ伏せる。


酸素をMAXの5.0ℓに上げて、何とか酸素飽和度を保っている娘。

昼間はぐったりしていたが少しずつ元気になって来た。

自分の力で身体を起こしている事が出来ていた。


少し笑顔になってきたので、写真を撮る気になったか?聞いてみたら、OKだった。


着替える体力は無かったので、パジャマの上からワンピースを被った。


次男が仕事に行って不在だったけど、ベットに腰掛ける娘の周りに皆んなが集まって家族写真を撮った。


ケイ君とさーちゃんとボクの3人の動画や写真もたくさん写した。


この日の昼食が、家族全員揃って食べた最後の食事になった。