私の拙いblogを読んでくださる皆様へ

娘の肌を褒められた記事がアメトピに掲載していただきました。

私のblogは闘病日記を綴らせていただいておりますので、内容的に明るい話しではありません。

そんな中、ほんの少しの私達のささやかな喜びをクローズアップしていただき嬉しかったです。

ありがとうございました。

アメトピに掲載されると多くの読者の方の目にとまります。


娘が受けていた在宅医療について少しお伝えしたいと思います。

時々次のようなコメントをいただきます。

「そんなに具合が悪いのに、病院に行かないんですか?
具合が悪い時は病院に行くものだと思っていました。」

「何で病院に行かないんですか?」

当時の娘にとっては

【在宅医療にかかっている=病院へ行く】

同じ事なんです。

末期癌で緩和ケア状態でしたから、総合病院へ通院していたのは検査と薬の処方箋を書いていただくためでした。

相談したい事や悩みなどは看護師さんがカウンセラーのような立場で寄り添ってくださっていました。

左胸に胸水が溜まっていましたが、針で抜くほどは溜まっていませんでした。

積極的に治療出来る事はありませんでした。

総合病院の通院と在宅医療を併行して受けていましたが、通院が出来なくなってからは在宅クリニックのドクターが主治医でした。

ベースは週一での往診でしたが、体調が悪化すると頻繁に来てくださいました。

訪問看護師さんは週二回の訪問でしたが、体調が悪化してからはほぼ毎日様子を見に来てくださいました。

看護師さんからクリニックのドクターへも報告されていました。

在宅医療は24時間365日対応してくださいます。



【看取りの心得】を調べた時

「在宅医療にかかっている患者さんは、医療従事者が不在の時に悪化したり、最悪の場合亡くなる事があっても救急車は呼ばない。

亡くなった後は、家族でゆっくり最期のお別れをしてから在宅医に連絡しても良い」


そんな内容が書いてありました。

脳転移による様々な症状、眩暈やフワフワ感、顔面麻痺による視覚聴覚の低下に治療はありませんでした。

唯一、てんかん発作の時に使える座薬だけは処方していただいていました。

在宅医療を受けている事は【病院に通院している事と同等な事】だとご理解いただきたくて、この場をお借りしてお伝えさせていただきました。



お読みいただきありがとうございました。