★2022.12.18 (日)
食事は完食している。
腰の痛み、新たに目の奥の痛みが出てきた。
脳転移増大でなければ良いな・・・

咳の音が変わってきた。
コンコン→ゴホゴホと押し上げるような咳。

眠たそうにしている時間が増えてきた。

軽いめまい→貧血のせいもある。


★12.19 (月)
O病院  栗ちゃん先生診察
・血液検査  ・酸素93
聴診器で胸の音を慎重に聞いてくださる。
👨‍⚕️「胸水が増えている感じではないです。また少し痩せちゃいましたね。
今日MRIを撮りましょうね。」

パソコンからMRIの予約を取ろうとしてくださった。

12月だからなのか?
MRIの空きが無くて予約が取れなかった。

👨‍⚕️「今日は混んでいるみたいだから、また来月の診察の時に撮りましょうね。」


栗ちゃん先生の机のパソコンには先月のCT画像が映し出されていた。

改めて先月の画像を見ると
左肺原発巣が昨年11月の初めてのCTに比べて3倍位大きくなっていた。

右肺の転移巣は1年前は米粒が点々としていたのが、ボタン雪みたいにフワフワとした影が無数にあった。

栗ちゃん先生に渡された血液検査表を見ると・・・
貧血・腫瘍マーカー上昇・肝臓の数値も上がっている。

LD 1668
ALP500
γGTP96(8月よりは低い)
CEA139.4
CA 15-3 654.9

栗ちゃん先生からは特に数値の説明は無いし、娘も私も聞かなかった。



4週間後の予約をして診察室を出ると、いつも話しを聞いてくださる看護師さんが心配そうに娘のそばに来てくださった。

👩‍⚕️「食事は摂れてますか?

さーちゃんが食べられるそうな物を食べられる時に好きに取れば良いからね。

体力温存の為に介護ベッドにした方が良いわよ。

床づれ防止のマットレスも使った方が良いからね。」
看護師さんからも痩せてきたのを心配された。

◉夜、1人で風呂に入る。
しばらくして弟が呼びに来た。
「姉ちゃんが風呂場で泣いてる・・・」

今日のO病院での血液検査の検査に少なからずショックを受けていた娘・・・

👩「死にたく無いよ。」と泣いていた。

身体がすっかり冷えていた。


🙍‍♀️「さーちゃん身体が冷えて風邪を引いたら大変だから、湯船に浸かろう。」と、一緒に湯船に浸かった。

🙍‍♀️「まだ生きているよ。出来る事をやって行こう!

お母さんだって死なせたく無い!

代わってあげたい。」


湯船にゆっくり浸かっていたら段々落ち着いて来たので、今後の事を話しあった。


🙍‍♀️「どうする?このまま実家に居る?
ケイ君とボク👦の家で暮らす?

お母さん毎日だって通う事出来るよ。」


👩「ケイ君とボク👦の自宅で過ごしたい」

それが娘の希望だった。

★12.20(火)
H在宅クリニック M医師診察

昨日のO病院の血液検査表をお渡しする。

・酸素93

👨‍⚕️「夜間だけ下がっていた酸素飽和度が日中も93になって来ましたね。
在宅酸素した方が良いでしょう。
手配しておきます。
貧血でも酸素が下がり心拍上がります。」

お薬の処方は変わらなかった。

診察後M医師を玄関まで見送った時
👨‍⚕️「弱って来ましたね。
  ガタン⤵️と悪くなる事も考えられる状態です。」と小声で言われた。

◉12時〜
鍼灸整骨院

「貧血は食事だけで改善は無理です。」

そう言われた。


サプリの鉄剤を飲む事にした。
しばらく休んでいたプロテインもまた飲んでみる事にした。

◉ 15時〜
理学療法士Aさんマッサージ
・酸素飽和度98

午前中は93まで下がっていたのに、今は98ある。

体調の波がありすぎる。

だけど確実に少しずつ少しずつ悪化しているのは医師に尋ねなくても分かるほど、弱って行く娘。

この頃、訪問看護師さんに言われた事がある。


「癌患者さんは年齢性別癌の部位に関係なく共通している事があるんです。
亡くなる2、3ヶ月前までは普通に日常生活を送れているんですが、亡くなる1ヶ月前から急に悪くなります。
私達が診る患者さんは高齢者が多い、若くても40代の方です。

35歳のさーちゃんには当てはまらないかもしれませんが、一応お伝えしておきます。」


アリミデックスも飲み続けているし。

悪化している血液検査には昨年より高くない数値の項目もある。

まだ回復の可能性は有る❗️


そう思いたかった。