短時間の散歩

 


蝋梅

 

虹色の雲

 

芸術のような雲

 

小さな虹

 

白梅

この寒さでも公園には
たくさんの親子連れがいて、
微笑ましくも切ない

遠からず息子は私の元から巣立つだろう

喜ぶべきことだ

幸い夫との仲は良好で
真の孤独ではないがやはり、
締めつけるような寂しさは
拭えない

同時に、私の心に住み続ける
愛しい人への思いが湧き上がる

あの人もこの孤独を
抱えているだろうか

どんな手段でもいい

どうかあの人が、寂しさを
感じずにいてくれたら

私と彼女の孤独を感じる
力が消えてしまえば