美しさに毛穴が開く | Magnoliart's Blog

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大学生母の記録

日本橋高島屋にて
【開館25周年記念展 京都 細見美術館の名品
琳派、若冲、ときめきの日本美術】を鑑賞

金銅誕生釈迦仏立像、薬師如来懸仏、
松永耳庵旧蔵の志野茶碗(銘「弁慶」)、
月梅下絵和歌書扇面(本阿弥光悦 書/
俵屋宗達 下絵)蒔絵絵徳利、藤蒔絵提重、
根来等々を、食い入るように観てきた

 



この藤蒔絵提重の画像はネットから
拝借したが、断然実物の方がよろしい
それはそれは圧倒的な美しさであった
本物ってやはり凄いなぁ……と実感

残念ながら私は若冲を好まないので
折角のコレクションを堪能することは
できなかったが、その他には、大好きな
酒井抱一の作品(『白蓮図』等)を複数
観ることが出来、これまた幸せだった

鈴木其一(『水辺家鴨図屏風』等)も
良かったな……

美しいものに出会うと、脳が覚醒して?
頭の毛穴が開いていく感じがする

これは自然にそうなるが、
普段なかなか味わえない感覚で
ちょっと好き

時間的、体力的には厳しかったものの、
行って来て本当によかった!

そして余談を2つ

・酒井抱一のお墓は築地本願寺にある
 見つけた時は大層驚いた

・頭の毛穴が開く感覚は、アドレナリンが
関係しているらしい。立毛筋または起毛筋と
呼ばれるものが、収縮して鳥肌を生じさせると。
原因としては、寒冷ストレス、恐怖、驚き等の
情緒性ストレス、体温上昇等があるそう。
(私の場合は驚きや体温上昇に因るのだろう)

今まで「どうしてかな?」と思っていたけど、
なるほど、そうだったのか……

同じような感じに覚えがある方、いないかな
いたら教えて欲しい


ああ、また胸が躍る
「本物」が湛えている強さと美しさの感動ふたたび
明日も早いのに……


そんな?【開館25周年記念展
京都 細見美術館の名品】展は、
東京日本橋高島屋本館8Fにて
5月15日(月)まで開催中です