大掃除の合間に
教育論?の本を一読

結論から言うと
期待外れだった

ページの大半は
学校と親と社会批判に満ち、
万能感を拗らしている

著者は学習塾を経営しているそうだ

他人だから、子ども(中高生)と
その親を客観的に見ることができる
というのは確かにあろう

が、この人の観察は、遠巻きかつ
表面的なものに過ぎない気がした

果たして著者は家庭を持っているのか
子を育てた経験があるのか

家庭は哲学の宝庫であるし、
子を育ててみないと分からないことも
必ずある

もし仮に子が居るとして、彼は
どのような子育てをしているのかが
知りたい

彼自身が目を逸らしているものと
どのように対峙するのかを

どれだけ多くの子どもとその親に接するより、
例え一人でも、一度でも、自分の家庭で身銭を切り
衣食住を含め、本気で人を(子を)育てること、
その方が、より多くを学べるのではないか

子育てに正解はないとしても

*ちなみに息子が通っていた塾は、
 子どもだけでなく親をも導き
 幸せにしてくれる先生方ばかりで、
 各先生方のご著書やご講演にも
 多くを学ばせて頂いた

 本当に有難いご縁だったと思う