こんにちは。
兵庫県姫路市城西エリア、モンテッソーリ教室「まぐのりあモンテッソーリ子どもの家(Magnolia Montessori Children's House)」です。
子ども達向けの教室以外にも、保護者の方向けのモンテッソーリ子育て講座なども開催しています(@オンライン/オフライン)。
→8月半ばに、第3子を出産いたしました。現在教室は、産休のためお休み中です。産後落ち着き、準備が整いましたら、ご見学の受付を再開させていただく予定です。
季節の変わり目で、寒かったり、暑かったり、、体調管理を気を付けたい時期ですね
少しづつジャケットを着たり、暑い時期よりもたくさん服を着る季節になってきました
◇◇◇◇◇
そんな今、「子どもたちが自分で着る」ということについて、モンテッソーリ的に少し考えてみたいと思います。
☑ お子さんは、自分で服を着ますか?
☑ 自分で着るものを選びますか?
☑ 自分で脱ぎますか?
☑ 自分で洗濯の場所まで持っていきますか?
☑ 洗濯されたものを、自分で片付けますか?
モンテッソーリ教育では、
「日常生活の練習(Practical Life)」という分野(教科)があり、
算数や言語などのいくつかある分野の基礎として、大切な分野とされています。木で例えるなら、根っこの部分
この「日常生活の練習」という分野は、以下の項目に分類されます。
・自己への配慮(care of self)
・環境への配慮(care of the environment)
・社交的なふるまい(grace and courtesy)
・運動の調整(control of movement)
この中の、「自己への配慮(care of self)」という項目が、今回の「自分で着ること」に大きく関係しています
「自己への配慮」。
つまり、自分の身の回りのことを自分でできるようになることは、子どもたちが自立心(Independence)を養うためにとても重要とされています。
【日常生活の練習> 自己への配慮 の例】
・衣服の着脱(着る、脱ぐ、ボタンをしめる、ジッパーの開け閉め、フック、など)
・衣服の整理
・食べる
・眠る
・排せつ
・鼻水をかむ
・歯をみがく などなど
これらは、家庭でいますぐに実践できるモンテッソーリとして、大変おすすめです
これからどんどん厚着になる時期なので、子どもたちが自分で着てくれると、子どもたちの自立心を養えるだけでなく、
大人もとっても助かりますよね
こちらの動画では、2歳児さんがジャケットや靴を自分で着ている様子を見ることができます
とくに、上着の着方に注目です!!
英語ではよくCoat flip、日本語では「くるりんぱ」と呼んでいます
以下は、大人が気をつけたいポイントです
①なるべく着脱しやすい衣服を用意してあげること
②着脱の方法を、ゆっくり見せてあげること
③最初はうまくできなくても、待ってあげること
是非、お試しください
「さぁ、出発するよー!準備してー!!」と言ったら、すでにジャケットまで着ていて玄関に立っているなんて姿がきっと見られるようになると思います笑