こんにちは。

 

兵庫県姫路市城西エリア、モンテッソーリ教室「まぐのりあモンテッソーリ子どもの家(Magnolia Montessori Children's House)」です。

 

子ども達向けの教室以外にも、保護者の方向けのモンテッソーリ子育て講座なども開催しています(@オンライン/オフライン)。

→現在教室は、産休のためお休み中です。8月半ばに出産予定です。産後落ち着き、準備が整いましたら、ご見学の受付を再開させていただく予定です。

 

 

 

今日は、モンテッソーリ教育の「自由選択」という視点をお伝えしたいと思います電球

 

 

「自由選択」とは、その名の通り、自分で自分の活動(お仕事)を自由に選ぶということです。

 

教室には、さまざまな分野の活動(お仕事)が用意され、子ども達はその時の興味や関心、気持ち、発達状況に合わせて、自分がやってみたいと思えることを選び、思う存分やりきるということを繰り返します照れ

 

 

 

いわゆる「一斉保育」と呼ばれる、一般的な教育スタイルは、

先生が作った指導計画に沿って、その日、そのクラスの子ども達が活動します。

 

 

例えば、

・今日はみんなで七夕の制作物を作りましょう

・今日は〇〇の絵を描きましょう

・この時間は、〇〇しましょう!   などなど。

 

 

私たち、親世代もきっとこのような教育を受けてきたのではないでしょうか。

もちろん、お友達と同じことをしながら、一緒に楽しむことも、きっと楽しいですね音符

 

 

 

 

ただ、モンテッソーリ教育は、もう少し個人の興味や発達にフォーカスしています電球電球

 

 

 

 ・決められたことにあまり興味を持てなかったら?

 ・計画されていたことが難しすぎたら??

 ・逆に、計画されていたことが簡単すぎたら???

 

 

「自由選択」という考え方があると、上記のような状況になったとしても、

 

 

 ・もっとその日の子ども達一人ひとりに響く活動ができる

 ・難しすぎたら、少し簡単な活動に変更できる(←モンテッソーリ教育では、教具1つとっても、基本的な使い方~発展的な使い方まで、さまざまな使い方ができますピンク音符

 ・簡単すぎたら、その子のレベルに合わせた活動を提示してあげられる

 

 

 

そして、

 

興味があるから、自分で選ぶびっくりマーク

 

自分で選んだからこそ、とことんやり抜いて、すごーく集中するびっくりマーク

 

集中しているからこそ、いろいろ考えを巡らせて、問題解決して、解決出来たら達成感を味わえるびっくりマーク

 

その達成感は、自信やさらなる興味へ繋がるびっくりマーク

 

 

 

さらに、「自由選択」と聞いて、

 

・自由すぎて協調性がなくなるのでは?

・わがままにならないか?

・集団行動が苦手にならないか?

 

 

 

と、議論されていることもあるようですが、、、、それはむしろ逆なんです電球

 

 

 自由=自分勝手 では、ありません電球

 

 自由=ルールを守っているからこそ得られること電球電球

 

(大人でも、例えば自由に運転すると言っても、免許を取得し、交通ルールを守ったうえで、好きな車に乗って、好きな場所へ行くために、運転しますよねひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球

 

 

 

モンテッソーリ教室には、 

 

 ・自分で出したら、片付ける

 ・教具やものを丁寧に扱う

 ・順番を待つ(同じ教具が複数ないのも、順番を待つということを大切にしているから)

 ・初めての教具は、先生から「提示」と呼ばれる、使い方を見せてもらうということを経験してから 

 ・ラグの上で活動(お仕事)する。ラグはプライベートスペースを意味する。だから、他のお友達のラグを踏んだり、ラグの上にあるものを勝手に触らない。(他者を尊重し、自分も尊重してもらえるという経験)

 ・一見子ども達がふらふらしているように見えても、他の人を邪魔していない限り、大人は見守る(英語ではwonderingと言い、教具棚やほかのお友達の活動を見て、自分がやりたいことを見つけている段階であるため)      

 

など、さまざまなルールがあります音符音符音符

 

 

◇◇◇◇◇

 

子ども達は、私たちが考えている以上に、いろいろなことを考え、吸収しているのだと思います。

 

「自由選択」という考え方があまり身近でなかった私自身、自分で選び、集中し、問題にぶち当たっても考えて解決し、それに喜びや達成感を得られるサイクルって、とても素敵だなと思います。

 

会社員時代に、「問題解決講座」的な講座を受講させてもらったりしていたけど、

大人になってから学ぶ特別なものではなく、本来は小さなレベルですでに幼少期からたくさん経験できるはず電球

 

 

一通り地図パズルをする娘を見守りながら、そんなことを思いました。

(ちなみに、ちょっとピースが多い、アジア、ヨーロッパ、アフリカはまだ難しいからしないとのこと笑

 

 

(↑オーストラリアの地図パズル)

 

(↑南アメリカの地図パズルと、地球儀クッションの南アフリカを指さして形が同じ!と興奮していました照れ

 

 

 

(↑算数の教具棚をwonderingした後に、以前お兄ちゃんがしていた数字カードを手に取る。異年齢でのモンテッソーリ環境では、年上の子ども達からたくさん刺激を受け、それが興味に繋がりますキラキラキラキラ