明治安田J3第23節最終日(28日・岐阜長良川競技場)ガイナーレ鳥取は1-0で岐阜に競り勝ち、12試合ぶりに勝ち点3をつかんだ。通算5勝7分け11敗で勝ち点を22に伸ばした。順位は変わらず17位。松木が今季3ゴール目を挙げた。中断期間を挟んで次節は8月17日午後7時からAxisバードスタジアムで奈良と対戦する。

 

 ▼鳥取1-0岐阜

 

 【評】ガイナーレは前半の1点を守り抜き、14試合ぶりの無失点で白星を手にした。前半は押し込まれながらも徐々に速攻で好機をつくった。23分に丸山のパスカットから普光院、最後は松木が相手をかわしてゴール左隅に押し込んだ。

 

 後半は一進一退の攻防が続き、押し込まれた場面はGK高麗の好判断で枠内にシュートを打たせなかった。追加タイムには二階堂がゴール寸前でクリアするなど最後までゴールを割らせなかった。

最後まで守れた

 林健太郎監督の話 攻守で前に出ていくプランを持ちつつ、ボールを保持してアクションできた。後半は受け身になる場面もあったが最後までしっかり守れた。苦しい思いをさせたサポーターと一緒に喜べてよかった。

 

 FW松木駿之介 先制点は相手の動きをよく見て冷静に決められた。前節で決定機を外し、気持ちを込めて行ってきたシュート練習をゴールにつなげられてうれしい。1点を守ってくれたチームメートに感謝したい。

 

 GK高麗稜太 前半のうちに点を取れて、チーム全体で最後まで走りきった結果、勝利することができた。無失点に関してはみんなが助けてくれた部分が多い。中断明けの次節はホームで勝って連勝につなげたい。

 

 

 

 

 

【僕の視点】―――――――――――――――――――――
鳥取は、3ヶ月白星に恵まれていない。かたや岐阜は、4ヶ月ホームでの白星に恵まれていない。そんな星の下の2つのチーム同士の試合だった。鳥取の得点は奇跡のように思えたが、ソレをかたくなに守り通しての、アウェイでの勝利でした。