明治安田J3第19節第1日(29日・ロートフィールド奈良ほか=8試合) ガイナーレ鳥取は奈良と2-2で引き分け、連敗を5で止めた。通算4勝6分け9敗の勝ち点18で順位は変わらず暫定17位。丸山がJリーグ初ゴールを挙げ、普光院の今季初得点で追い付いた。次節は7月6日午後7時からAxisバードスタジアムで北九州と対戦する。

 

 首位の大宮は岩手に2-0で勝ち、2連勝で勝ち点46とした。2位の沼津はYS横浜に0-1で敗れ、宮崎に4-1で快勝したFC大阪に勝ち点31で並ばれた。福島は北九州に1-2で敗れ、連勝が3で止まった。

 

 ▼鳥取2-2奈良

 

 【評】ガイナーレは2点差を追い付き、6試合ぶりに勝ち点を挙げた。前節から先発7人を変更し、今季初の3バックで臨んだ。前半6分に先制を許し、40分に2点目を失ったが、追加タイムに丸山が温井のFKを頭で合わせて1点を返した。

 

 後半は一進一退の攻防が続いた。33分にペナルティーエリア手前やや左でFKを獲得すると、普光院が直接沈めた。高尾や普光院が最後までゴールに迫ったが決めきれず、勝ち点を分け合った。

流れ変えるきっかけに

 林健太郎監督の話 望んだ展開を選手たちが表現して、おおむね狙い通りだった。簡単な失点と最後の精度は変わらず課題だが、連敗を止められたという点では少し前進できた。流れを変える良いきっかけにしたい。

 

 

 

 

 

【僕の視点】―――――――――――――――――――――

  • 前半20分に、田中翔がペナルティエリア内からシュートを放つも、枠をとらえられない。
  • 前半29分に、田中恵がペナルティエリアの外からシュートを放つも、枠をとらえられない。
  • 前半50分に、左サイドでFKを獲得。キッカーの温井はボールを送る。丸山がペナルティエリア内からヘディングでゴールを決める
  • 後半33分に、FKを獲得。キッカーの普光院がペナルティエリア外から右足でゴールを決める