明治安田J3第18節第1日(22日・Axisバードスタジアムほか=6試合)ガイナーレ鳥取は2-4で岐阜に敗れ、5連敗となった。通算4勝5分け9敗で勝ち点17は変わらず、順位は17位のまま。田中翔が今季6点目を決め、小沢は2点目を挙げた。次節は29日午後6時からロートフィールド奈良で奈良と対戦する。

 

 首位を独走する大宮は琉球に3-2で競り勝ち、2試合ぶりの白星で勝ち点43とした。相模原は3-2で松本に逆転勝ちし、連敗を2で止めた。今治は0-0で岩手と引き分けた。

 

 ▼岐阜4-2鳥取

 

 【評】ガイナーレは反撃も及ばず、7戦連続未勝利となった。前半13分に松木が負傷。田中翔を投入してCKからチャンスをつくったが、決めきれなかった。押し込まれながらも全員がゴール前で体を張って跳ね返した。

 風雨が強まった後半はスコアが大きく動いた。7分、11分、16分に連続失点。36分に田中翔が小沢のクロスを頭で合わせ、40分には小沢のミドルシュートで1点差まで詰め寄ったが、45分にダメ押しの4点目を奪われた。

敗因整理して次に向かう

 林健太郎監督の話 前半を無失点で抑え、流れの中から複数得点できたことは良かった。ただ簡単なミスでボールを失う部分や連続失点は引き続き課題。4失点したら勝てない。何が敗因かを整理して次に向かう。

ロッカールーム

 MF小沢秀充 自分たちのミスによる失点が目立った。ゴール前では多少強引にシュートを打つ気でいたので、アシストと得点で諦めない姿勢を見せられたのは良かった。もっとシュートで終わる形をつくりたい。

 FW田中翔太 意図した形での得点は良かったが、その前にチャンスを2本逃したことが悔やまれる。この数試合は個人の部分で負けていると感じる。練習からもっと強度を高くして緊張感を持ってやっていく。

 

 

 

 

 

【僕の視点】―――――――――――――――――――――
前半をお互いゼロに抑えたので、今日は同点で終わるかな?

と思っていたのに…。しかし前半戦のシュート数は、鳥取1-岐阜9と、その差が後半戦に現れたのだ。

後半戦52分、56分、61分と相次いで敵シュートに見舞われた。その後81分に田中、85分には小澤と鳥取もシュートを決めて差を縮め、希望を見せてくれたのだが、終いに近い89分に更に岐阜に点差を広げるシュートで、とどめを刺された。