ガイドセッティングに関するお問い合わせには
フジガイドのガイドセッティングを参照して下さい。
とお答えしていますがガイドセッティングには色んな要素が有り
一概にこれがベストですという回答は難しいのが現状です。
先日こんなメールを頂きましたが
「日本海に行く前の2週間くらいで、最大95cmで90cm~×2本、80cm~×3本、70cm~×6本、60cm~17本、50cm~8本獲れました。(写真なくてすいません)
1030の感想ですが、何よりキャストフィールが素晴らしいですね!
よどみなく綺麗に曲がってくれつつ、強引な寄せにも問題なく対応してくれましたし、自分の多用する20グラム前後のシンキングペンシルと相性バッチリでした^^
スズキやるならこんなロッドだなぁ、自分には1030だなと・・・・がしかし・・・突然折れてしまいました(泣)
その時は、中規模河川でシンキングペンシルを流してた時の出来事です。
海から上流をみて左側に入っていましたので、アップ気味に11時方向へキャスト・・・ラインスラックを調整しながら流していくと、セオリー通りの2時辺りでブンッとアタリ!
体も付いていってたので、12時アタリまでグイッと合わせたら、すぐ水面を割ってエラ洗い。
ロッドのパワーで、すぐ引きずられる形で水面に出てしまったので、50センチ半ばくらいの魚。
アカメLimited9030、1030、1130のシリーズは
ライト成るが故に強度設計もギリギリに成っていますので
一般的なメーカーの高弾性ロッド同様に丁寧な扱いを要します。
ロッドとラインの角度が90度以下の鋭角に成る様な使い方をすると
折れに繋がる場合が有ります。
もう一つは写真の折れた部分は一番負荷(無理な)が掛かる部分です。
その直ぐ上の部分にガイドが来ていますのでガイドとフェルールに挟まれた部分に
力が集中して更に折れやすく成ります。
特にガイド数の少ない設計では注意が必要です。
写真の折れた部分にガイド位置を持ってくることに依って
この様な折れを防ぐことが出来ます。
今までオーダーで制作したロッドはスピニング、ベイトを問わず
この部分にガイドが来ています。
ショアービッグゲームLimited10180クラスに成ると
ガイドの部分の硬さはそれ程問題では有りませんが
アカメLimited9030、1030、1130のシリーズ位のライトなモデルでは
ガイドの位置に寄ってこのような影響を受ける場合が有ることを知っておいて下さい。