■西小山の【かがた屋】さんで日本ワイン勉強会。
ワインスクールで仲良くなった梨江ちゃんのおうちは、
西小山で有名な日本酒を扱う酒屋さん。
かがた屋さんは、
知る人ぞ知る名酒店です。
ワイン受験を志した仲間で集まって、
先日は日本酒勉強会、
今回は日本ワイン勉強会を開催させていただきました。
日本ワイン勉強会には、
講師に中央葡萄酒の船橋清一さんにお話いただいて、
教科書ではわからない、日本ワインの歴史や葡萄栽培、
品種などについて教えていただきました。
船橋さんは、ワーホリで訪れたオーストラリアでワインに魅せられ、
ここ数年は、中央葡萄酒で甲州に情熱を注いでいらっしゃいます。
日本ワインは元々、生食用の葡萄を一升瓶で葡萄酒にして飲んでいたもので、
独自の成り立ち方をしていたもの。
甲州は、かつて山梨から江戸に運ぶには3日かかったため、
腐敗しにくい品種改良が進んでいたものの、
その後の交通の発達で1日で運べるようになったため、
甘みや見た目のよさを追求する品種改良による進化をさせてしまったそう。
現在いいワインを造るための甲州を取り戻そうと、
全国に散った当時の甲州を集めたり、
ボルドー大学と共同で研究をしたり、
さらには、垣根仕立てに本格的に取り組んだりと、
まさに甲州の求道者、甲州の伝道者として、
情熱を注がれています。
かがた屋さんのセミナールームを移動して、
居酒屋での持ち込みワイン会。
甲州はもちろん、
マスカットベーリーAや、
ナイヤガラ、
デラウェアなど、
なかなか飲む機会に恵まれない日本ワインをたくさんいただいてきました。
クラスメートの吉岡さんが持ち込んだ、
ケンゾーエステイトもいただいて、
19時スタートした勉強会は、12時過ぎまで盛り上がりました。
船橋さん、かがた屋の皆さん、梨江ちゃんにまたまた感謝感謝です。
品種も地名もよくわからなかった状態から、
勉強して少しずつわかってきて、
とても面白く感じています。
伸び代はまだまだあります!