■船での出会い。

船に乗ってまず驚いたのが、

ステージのMCがカオル姫だったこと。

ディナーの前に大きなシアターで中国雑技団のショーを見ようと訪れると、

ステージに立っているのはカオルちゃん！

思わず客席から大声で呼びかけちゃいました。

その後は、

わが仲間たちとジョインして、

船の裏事情や、

ハードなスケジュール、

それでもやりがいのあるクルーズMCについて、

興味深い話をたくさん聞かせてくれました。

それから、

宇宙飛行士の山崎直子さんを元嫁に持ち、

現在宇宙ビジネスのベンチャーをスタートさせている山崎大地さんとも、

これでもかというほどすれ違いました。

ツアーに参加する前から、

FBで同じ船に乗ることが判明し、

一緒にディナーを、と話していたのですが、

お互いに忙しくて、

いつもすれ違っては挨拶をする毎日を過ごしました。

このときは、

70'sディスコパーティーナイトで、

はじける私たちとすれ違った山崎さん。

また、

戦場カメラマンの渡辺陽一さんも乗っていらして、

テレビ番組の取材をされていました。

戦場ならぬ、

船上カメラマン、ということなのでしょうか。

さらに、

終日航海の最終日。

あっこちゃんのご友人の藤原さんのご友人の黒岩さんが、

船のチャペルで結婚式をするとわかって急遽、

司会をつとめることに。

2人きりで写真撮影だけでも、

と考えておられた2人。

前夜にディナーで同テーブルになったご婦人や、

船の中の社交ダンスの先生やそのお友達、

チャペルを見学に来た方や、

私たち仲間9人も急遽参列し、

いつの間にかご本人たちも感激のウェディングパーティーとなりました。

とにかく2人のためになにかできないかと考えていたところ、

その時間、プロムナードでは生バンドの演奏が入ってることがわかりました。

そこで、

挙式の10分前にプロムナードに走ってウェディングソングの演奏をお願いし、

写真撮影を予定していた2人を連れてパレードし、

そこにいた乗客みんなが拍手とフラワーシャワーとダンスで祝福するという、

夢のような空間をつくることができました。

その後は、

社交ダンスホールへ飛び入り。

いつの間にか顔見知りになっていたダンスの先生まで、

一緒になってお祝いのダンスを披露してくれました。

さらに、あっこちゃんはまた走り、

プロムナードにかかるブリッジへ上がる許可を取り付けてきて、

2人をブリッジに立たせるという、

貴重なチャンスをGETしてお祝いは最高潮に！

驚きと感動のたくさんの出会いが、

船旅を更にエキサイティングなものにしてくれました。