■第19回麻布総研セミナーは、佐藤ゆかりさん。
昨夜は第19回麻布総研セミナーでした。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
由美ちゃんも潮菜ちゃんも参加してくれてありがとう。
ゲストは自民党参議院議員の佐藤ゆかり先生。
今回は私どものリクエストに応じて、
安倍政権の経済政策について、
いわゆるアベノミクスについてお話しいただきました。
美人政治家の登壇とあって、
これまでにない、不思議な緊張感漂う麻布総研セミナーとなりました。
ここからは備忘録。
【日銀トップの人事】
日銀が白川総裁から黒田新総裁へ。
白から黒への転換。
黒田政策では、大胆に国債の買い切りを行い、
毎年50兆円ずつ増やしていくという。
長期国債は10年債であるが、実際には3.5年の残存期間。
白川政策では、国債を買い入れても保有期間が実質3.5年であれば、
買い入れと同時に借り換えをしてまわしていくことになり、
結果的に残高を減らしていくことになる。
緩和と見せかけて実は引き締めをやっていた。
あたかも表玄関と裏玄関があるかのように。
黒田政策では、裏玄関を閉じるような大胆な緩和で、
インフレ2%を目指す。
黒田総裁を支持。
【為替レート】
現在の円安は、円安を目指しているのではなく、
デフレ脱却を目指す結果として円安になっている。
マスコミが騒ぎ始めた食料品の値上がりなどの状態はしばらく耐え忍んでほしい。
円安が続けば国内グローバルサプライチェーンの発注ルートは、
海外から国内に戻ってくる。
中小企業が再生紙、円安メリットの国内回帰が始まる。
日本のグローバル化は片道切符。
根こそぎ出ていくだけ。
ビジネスに国境はないが、国の徴税権には国境がある。
海外で出た利益はさらに海外へ投資され、
税金が戻ってこない。
空洞化し、社会保障が滞る。
インバウンドのクローバル化を進めないといけない。
【産業競争力を高める成長戦略】
地震が頻発し東海沖南海トラフ大地震の懸念。
民主党政権の3年間「コンクリートから人へ」で公共工事は確かに減少している。
防災・減災は喫緊の課題であるが、
同時にたとえばスーパー港湾の整備を京浜・あるいは神戸地区で行う必要がある。
現在のコンテナ船グローバルスタンダードでは40フィート以上。
45フィート級でコスト減により産業競争力を増さなくてはならない。
日本では30フィートクラスの受け入れのみ。
そこからなどの陸路にも、高速道路の耐久性を高めるなどの公共工事が必要。
【マイナンバー法案】
マイナンバー法案で、行政効率が飛躍的にアップする。
アメリカ16年の生活では、
国民にも企業にも番号がついていて、
税金も社会保障も、国民サイドの利便性があがる。
個人情報保護観点に疑問。
【シャッター商店街】
商店街はシャッター街となりデパートが撤退。
古くからの商店では土地代がかからない。
インセンティブがないため、シャッターを閉じたまま。
地権者との調整が必要。
2年3年5年と放置された事業者に勧告できる法整備。
高齢化コンパクトシティをめざし、
ワンストップの街づくりが必要。
【クールジャパン】
映画の海外展開を支援する。
海外でのグッズ販売を展開する。
観光客を誘致する。の3段階。
3000人4000人クラスのクルーズ船の出入国管理による時間ロスをなくす。
【医療】
健康で長生きできる社会。
介護ロボットと道交法の問題。
着衣タイプのロボット。
さて、
弊社1階の麻布サロンには、
5月6月の2か月間、テナント様が入ることに。
したがってこの2か月間は、
麻布総研セミナー・麻布サロン女子会の実施がなくなりそう。
別会場での実施も検討!?