■シューズの歪み。
ジムで使うシューズは、
できれば3ヶ月、頻度が低くても半年くらいで交換するのがよいそうです。
トレーニング時は、
走ったり歩いたり踏ん張ったりする上に足も汗をかくので、
シューズに体バランスの癖がついてしまうからです。
上が新しいシューズ。
下が古いシューズ。
やはり、
微妙に歪んでいることがわかります。
歪んだシューズを履き続けると、
加重バランスの歪みが助長されていき、
O脚のような骨の歪みはより湾曲し、
余計にふくらはぎの外側に筋肉がついてそれをデフォルメすることになるのです。
一生懸命真面目にトレーニングすればするほど、
歪みが大きくなるという悲しい結果となってしまいます。
必要なギアを正しく揃えることは本当に大切です。
仕事でも生活でもそう。
小さく生じたほんの少しの違和感は、
年月を経て大きな歪みとなり、
やがては向かっていく方向を間違えたり、
その判断基準さえ間違ったものになっていきます。
数年に一度は、
周囲の道具や環境を見直し、
正しい客観的な助言を聞き取り入れ、
歪みが取り返しのつかないものとなう前に、
古いシューズを捨てて、
新しいシューズに履き替えることが必要。
加重バランスの歪みは、
人の生活や仕事に置き換えると、
惰性や甘えにより生じる傾きと言ったらいいでしょうか。
不要なものを捨て、
ごちゃごちゃした空間を整理し、
邪念や邪念を誘う存在も一掃して、
周囲も心も整理整頓して、
さっと明鏡止水の心を取り戻す作業を行なってみる必要があります。
さあ、
新しいシューズを!