■足場板。
ハー・ストーリィ村にあるウッドプロさんは、
工事現場で使う木製の足場板をリサイクル、リユースする会社。
一般に足場板は金属製が見かけられますが、
金属が使用できない屋根のある現場など、
特に関西で多く使用されています。
高所作業などで作業員さんの命を守る、
強度の高い杉の板。
古くなると焼却、廃棄されていたものを、
古びた味わい深いインテリア・エクステリア用の木材として、
利用しようというものです。
確かにこの足場板を眺めているだけで、
床材として敷き詰めたら、とか、
壁材にいいな、とか、
カット加工して家具などを作ってみたら、と、
不思議とDIYの創作意欲が掻き立てられます。
以前ハー・ストーリィさんで主婦登録スタッフとして活躍されていた、
中本由佳里さん。
ご主人とこの事業に取り組み、
最近情報発信の拠点としてオープンされたのが、
こちら。
1階のカフェでランチをいただきました。
マクロビオティックを意識したフード。
もちろん、テーブルや椅子、空間で、
足場板の持つ使い込まれた杉素材の味わいを体験することができます。
ランチをいただきながらしばし、
中本さんのお話をうかがいました。
2階では、
足場板そのものはもちろん、
加工した家具や雑貨、
これから加工したくなるパーツのショップになっています。
先日東京のイベントに出展したところ、
1m以上もあるこの杉足場板を買って抱えて帰る方が続出したそうです。
中本さんがハー・ストーリィさんで学ばれた、
賑わいづくりやロゴの多用や販促ツールづくり、ストーリーを大切にする点などが、
あちこちでリフレインされているように思えました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120602/20/magna-tokyo/c1/16/j/o0480064012006959199.jpg?caw=800)
中本さんご夫婦を囲んで。
ありがとうございました!