■麻布総研セミナー近藤昭仁氏。
13回目の麻布総研セミナーのゲストは、
横浜とロッテで監督を務められた近藤昭仁氏。
現在74歳。
ゴルフはシングルでドライバーは240ヤード、
記憶力は舌を巻くほどで、淀みない喋り。
あとは、講演備忘録。
1938年高松生まれ。
空襲では布団をかぶって逃げた。
焼け野原、野球盛んな讃岐で小4のとき野球始める。
食べるものなく苦労、バラックがぼちぼち建つころ空き地でキャッチボール。
野球は中学、高校から早稲田、そしてプロへ。
節目節目にいい監督に出会う。
11人の監督に仕える。
人望厚くその気にさせる三原監督、
基本を大切に、厳しさ熾烈を極める広岡監督、
選手を思いやる藤田監督。
それらをミックスした監督になろうとインタビューに答えた。
生家が醤油の小売屋で、
自転車に重たい樽をいくつも乗せて運んだ。
だから足腰が強く故障がない。
最近の選手は足腰が弱い。
タバコお酒女性、自己管理が弱い選手はダメ。
横浜監督時代。
野球チームは3年かけて基礎を作る。
11人選手4年目に勝負をかけたのに監督を交代させられた。
悔しくて死ぬまで心残り。
親会社、総務人事が要職に就く。
野球がわからないオーナー、アメリカと日本の差。
西武巨人は選手管理に厳しい。
お辞儀の仕方、女性問題で処分、
正力さん、ジャイアンツは紳士たれ。
広岡監督、クソと皆思うくらい厳しかった。
コーラだめ、缶コーヒーだめ、牛乳だめ、
麦飯を食えという。
野球の選手生命は35歳。
入ってから努力せよ。
選手人生一度も楽しいと思ったゲームはない。
「違和感」で休むな。
試合後「楽しかった」なんて信じられない。