■magna本部の状況。
地震のとき、
私はさいたまスーパーアリーナへ向かうため、
上野駅にいました。
余震がおさまったと判断して、
16時30分頃からアリーナへ行く事はあきらめて、
逆に会社に向かって歩き始めました。
会社は業務ができる状況にないことを、
弘子のメールで確認。
現状のメンバー把握と、
翌日の行動確認の対策本部を機能させるため、
専務宅へ集合することにして、
とにかく一路、三田へ。
上野から三田の道すがら、
みんなからのメール、
つながらない電話、
靴擦れの足、
携帯のバッテリーを温存するため断片的に見るワンセグ、
時折泣きそうになったり、
周囲の善意に死ぬほど感謝しながらの道すがらでした。
そしてなにより、
不安に対して情報をくれたのは、
ツイッターでした。
手がかじかんで上手く打てなかったのですが、
ツイッターで情報を下さった皆様、
本当にありがとうございました。
さて、
金曜日の夜は、
自宅に帰れずに、
会場に泊まる人、
歩いて帰る人、
当日初めて会った現場の方のご家族の迎えの車に乗せていただいた人、
ディレクターのホテルになんとか泊めてもらった人、
状況を把握して、
メンバーの疲労と不安と、
善意のありがたさを同時に感じました。
翌日は、
実施自粛を英断するクライアントと、
それでもなお、
勇気ある営業活動を死守するクライアントによって、
対応が分かれました。
とにかく安全第一を標榜して、
指示する事に追われました。
そんな中、
辛い自粛を断行する辛さ、
それでもなお不安や心配を押し殺して今出来る事を頑張ろうとする皆様の、
両方の気持ちに揺さぶられました。
日曜日になって、
少しずつ、
私たちの役割が見えてきました。
役立たずが現地入りして、
足手まといになるよりも、
助かった被災者の皆様が早く、
シアワセな生活を取り戻せるように、
東京から日常のビジネスを、
なんとか頑張って取り戻し、
出来る限りの経済的な支援をするということです。
まずは今日の午後から会社を片付けに行きました。
magna本部は明日正午から業務を開始します。
大切なのはメンバーの安全です。
ご理解くださる皆様、
頑張ってくれてるメンバーのみんな、
ありがとう。
一緒にがんばろうぜ