■20年前。
今日は成人の日。
20歳を迎えた皆様、
おめでとうございます。
今日成人式を迎えた皆さんが生まれた20年前、
1990年、
私は17歳、高校2年生でした。
東大と上智・早稲田・慶応に、
何人排出できるかに熱心な学校に通っていたせいか、
受験で失敗したら、
人生が全て台無しになると信じていた高校時代でした。
実力より上の高校に入学したつもりでいた私は、
高校1年の1学期期末試験で必死で勉強したところ、
そこそこの成績を得てしまった自信で、
以来、
挑戦的ともいえるほどの下降線を描き、
高校2年生の終わりには、
下から1桁の順位と、
40台の偏差値を叩き出していました。
共学で戦うより、
女子大を目指した方が、
人生で勝てるとマーケティングした私は、
高校3年を迎える春休み、
女子大の1番をおさえようと、
告白すると怒られるので、
1人密かに決心していたのでした。
3月に受けた試験での偏差値は40台。
大学受験予備校にも受からない成績でした。
高校3年の1年間、
受験に必要な勉強量を目の前に、
必死で勉強し、
見事にその年の偏差値は、
月を追うごとに少しずつ上がり、
40台から60台に上昇線を描きました。
このときのある種の成功体験が、
「本気出せばそこそこやれる。」という、
現在の私の自信と甘えを、
育ててしまったような気がします。
20歳なんかで人生なんてわからない。
30歳でも、
40歳でも、
50歳でも、
60歳でも、
70歳でも、
80歳でも、
90歳でも、
覚悟して行動すれば、
スタートできる。
そう、思います。