■司会とかナレーターとかやりたい人。
今日、ある1人の男性が、
magnaへやってきました。
40代後半の、
ちゃんとした会社に勤める方です。
共通の知人が、
彼の話を聞いて、
「それなら鈴木さんを紹介しよう。」ということで、
ご連絡をいただき本日のアポイントとなりました。
彼は、
司会とかナレーターとかアナウンサーとか、
明確ではないけれど、
そうした仕事をやっていくには、
まずどうしたらいいのか、ということに、
興味を持って訪ねてくれたのです。
なるほど。
アナウンサーでも、
MCでも、
レポーターでも、
ナレーターでも、
マイクを持って喋る仕事があります。
仕事というからには、
その道のプロとして専業で生活している人と限定します。
magnaには100名以上の喋り手がおり、
そのほとんどが専業のプロですが、
その生態や成り立ちは、
案外知られていないのかもしれません。
これからなろうという人は、
大きく分けて2つの活動をするべきだと思います。
①技術を磨くこと。
②営業すること。
まず①ですが、
最初の一歩はアナウンスの基礎を学ぶことでしょう。
東京アナウンスアカデミーなど、
基礎の基礎というのはどこでも教えてくれます。
日本語を喋るためのルールというものがいくつかあって、
鼻濁音とか有声音・無声音とかアクセントとか、
ABCを学ぶように知っておくべきことや、
そのための訓練の方法を学ぶことができます。
段階を追って表現力にまで追求すると、
学ぶ場所や師について考える必要がありますが、
初歩の初歩はどこでも構いません。
まずなにをしてよいか分からないという人は、
お金を貯めて学校の門を叩きましょう。
次に②の営業すること。
これは、幅広い意味があり、
分かりやすく言えば事務所のオーディションを受けること。
オーディションというと大袈裟ですが、
要は面接して採用してもらうことです。
中にはフリーで営業活動をする人もいて、
それでレギュラーを取っちゃうケースもあるので、
いずれにしても、
自分のスキルを買ってもらう先に働きかけを行うことです。
自分で自分を売るのはなかなか難しいもので、
自分を売ってもらうためのプロの営業をつかまえるということが、
事務所に所属するということなので、
売ってもらうために得意分野や人柄や信頼を知ってもらうことが肝要ですから、
そのための働きかけも営業の一環で。
乱暴ではありますが、
①技術を磨き、
②営業する。
シンプルにはそういうことなのです。
具体的にどうすればいいかわからないけれど、
マイクを持って喋る仕事がしたい方は、
どうぞいつでもmagnaの門を叩いてみてください。
真に願う人であれば、
いつでも応援します