親から感じてきたことの中で、風邪をひいたとき。ちょっとした、思い出。熱を出したとき、おでこに冷たくしぼったタオルそれを、上から、ぎゅーっと押さえてくれた。なんでか、ちょっとうれしかった。手から「早くよくなれよ」って気持ちが伝わってきた気がする。こういうこと、小さなこと、忘れちゃってて、うれしかったこと、愛されてるって気づいたこと、忘れちゃってるだけでほんとうはいっぱいそんな出来事があったのかもしれない。