見捨てられたのか? | 乳癌記録

乳癌記録

2007年10月に乳癌の手術をしました。右乳房、温存手術で4分の1ほど摘出。

その覚え書です。

 来月の検査のために、今からクリニックに予約。半休取る関係で、確実に早め早めに。

 受付に経緯を説明して、「画像を持って帰れますか」と確認。

 すると少しして電話がかかってきて、「今は電子カルテなので、画像は出せません」とのこと。それならそれでもいいです、問題あれば(大学病院で)再検査するでしょうし、という会話をしていると、院長先生が代わると言う。


「大学病院の先生の方から手紙が来ていて、今度からそっちでフォローして欲しいとなっているんだけど」


 私、主治医の先生に見捨てられたのかあ!?



「そういうふうに僕は解釈したんだけど。読み間違いかもしれないから、念のためもう一度大学病院に行った方がいいね」



 そういうわけで、やっぱり予定通り10月上旬に検査に行ってから、大学病院に行きます。


 主治医の先生から見て、手を放してもいい患者としてランクダウンしたのなら、それはありがたいことですが。

 なんか、意思の疎通が出来ていないよ~しょぼん


 診察の時に何度も確認したし(仕事上でもそうなんだけど、上司相手に何度もしつこく復唱する)、後で電話でも確認したのになあ……。


 そんなに学会準備が忙しいですか先生(しつこい)


 

 でも、一年前は泣いてた。勝手なこと言って押し付けてくる職場の人に怒ってた。先生怒らせて手術出来るかもよくわかんなくなってた。

 こんなことで悩む(?)のは、贅沢なのかも。

 

 下世話な話ですが、付き合ってる人(遠距離というだけではなくて、最近微妙……)に「傷が目立たなくなった」と言われました。うん、あれだけ先生に自信があっただけあって、手術は上手いと思う。

 別に内視鏡手術でなくて良かったと思っている。温泉にだって行けるし、社内旅行があったって、同僚の女性陣は私が手術したことすら思い出さないかもしれない。(胸はもともと小さいし、直視しないものだからね)


 でも温存で、術後治療もしないという選択をしたのは、正しかったのかの答えは、まだわからないまま……。