1107 | MAGI SCENE BLOG

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関東、関西で活動中のバンド、マギシーンのブログ

解放されたい、逃げたい、許されたいといつも思っていて
いざ目先の誘惑に逃げても、それはかなり普通で、
解放もされない、許されることもない。

事実は一つだけど、現実は人の数だけあるという話。

うまくはいかない。
全部自分のせいだ。

それでも勝手な話、独りよがりだったのかもと思って悔しくもなるし、悲しくもなるし、呆れてしまう。

大袈裟にかなしんでみせても
怒ってみせても、
本質は何にも変わらない。

二人芝居のつもりで、でも照明は一つのピンスポットしかない。
歌いたいことはまだまだある。
それは決してラブソングなんかではなく、
どちらかというと懺悔のような、
手紙のような、
小学生のチクリに持ちている。

それをおもうたびに
ああまだこんなところにいるのかと思う。

それが僕には絶望。
時間は何も解決しない。
解決してくれる前に、自分で時計を進めてしまう。
そうするとなにもかもが崩れていく。
もどしても、電池を新しくしても
もう正しく時間を刻んでくれることはない。

そうしてやっと
何度も許してもらっていることに気づく。
これがもう遅い。

大抵、先に勝手な一歩を踏み出して
それに満足いかなくて
引き返す頃には手遅れで、後悔する。

ああめちゃ普通だ。
劇的な人生も期待できない。
カリスマでも天才でもない。
普通だ。ノーマル。いたって凡人。
お前と同じ。

構ってほしい、触れて欲しい、優しくしてほしい。
ああ普通だ。

たいていのことは面倒だし、好きじゃない、興味もない。
だから面倒でもなく、好きで興味のあることすら
うまくいかない自分が果たしてなんなのかわからない。

請うているものが許しなのか、なんなのか最近はわからない。

僕の気持ちが本当に悲しみなのか、怒りなのか、絶望なのか
ほんとのところよくわからない。

君なのか、それ以外なのか、くらいしかわからない。
それももう口にはできない。

バランスもタイミングも最悪だ。
うまくはいかない。
普通だ。

牧場の牛は多分こんな気持ち。
こんなに広いところで
自由に暮らしている。
越えられない柵は越えられない。
外の世界は目まぐるしい。
忙しなく、そして新鮮で刺激的で
魅力的なことも知っている。
なのにまだこんなところにいるのか。

君は鍵を返してはくれない。
何処かに捨ててしまったのかもしれない。
ずっと持っていてくれたはずだけれど。

ほらもう遅い。



鳥になりたい。




優しくいることよりも
優しさに気付ける人間でいたい。
痛みに誰よりも敏感にいたい。
損得よりも、本質を選びたい。


とにもかくにも

鳥になりたい。


石井