異色。
こんな話、というか設定というか
こんなコンビネーション
田舎xホラーxBLというか・・・
絶対思いつけへんし
異才。圧巻の画力。
大げさじゃなく
1コマ1コマの描き込みようがすごい
田舎の夏の風景から家から何から
ものすごい描き込んでる・・・
眉毛を水平な線じゃなくて垂直な線でつなげて書くって・・・
どんだけ~~~
とにかくどのコマも
ぎっしりどっしりずっしり重いぐらい
たっぷりの大きなコマには細部を見れば見るほど
感心してしまうような情報量というか小ネタ満載
田舎の家や生活を知り尽くしている・・・汗
音を文字にしてまき散らすwのがお好きみたいで
それも背景と混じってもうおどろおどろ渦巻いてる
時には「聴こえる」音が視覚化されててそれがさらに不気味
こういう世界を作りたかったんだろうっていうのを
100まで振り切ってやってる感あるし、
どっぷり作ってるw
顔や表情のドアップ、わざと汚くショッキングなコマ、
焦点を当てるコマ、目を奪われるだけのコマ、
描き込んであるけど緩急というかメリハリはついてると思う
過去も現在も主人公達の周りの情報もごちゃまぜで
どんどんと話が進んでいく
とてもリアルというか全然リアルじゃないよ的な
ありがちなのか、いや、ないない、
ノスタルジック、ありがちなイメージのど真ん中というか・・・
いや、生々しいような?いやいや、リアルじゃないよ、
こうあってほしい的な願望を1ミリも外さずのがさず
捻り込んできているんだよ?的な?
いろいろとうっすらと分かったような感じにさせるくせに
何を読んでいるのかよくわかんないうちに
どんどんと読んでいくしかない
なんとも不思議な ヌーベルシノワーズ
まだ途中だけど
一気読みしたかった~
2度読みしたいか、と言われたら
正直言っちゃうと 否
続きが気になるけど
ぜひとも読みたいか、と言われると
・・・50-50?