何度も観てしまう韓国映画はコレ | オッサンのちょっとしたこだわり

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アラフィフおやじの独り言

以前のブログでも触れましたが、オッサンは映画やドラマを結構観るほうだと思います。

 

当然、韓国の映画やドラマも観ます。

韓国映画で好きな作品で何回も観たものは



新しき世界(2013)

 

ヤクザの世界に潜入した警察官(イ・ジョンジェ)。ボスが殺された事で次期組長の座を狙い、派閥同士の争いや組織内での地位の取り合いの渦に巻き込まれる。

 

命を共にした兄貴のいるヤクザの組織と、戻るべき警察との間で生死をかける男の作品です。

 

知らない方も多い作品かもしれませんが、男性には特にグッとくる韓国ノワールの作品です。

 

 


新感染ファイナル・エクスプレス(2016)

 

ソウルからプサンの妻のもとへ娘を連れて向かうファンドマネージャー(コン・ユ)。二人で乗った高速鉄道が発車する直前、別車両に一人の異様な状態な女が乗り込んでくる。

 

走り出した列車内では韓国全土で無差別暴力デモが広がっているとのニュース映像が流れるが、原因はゾンビ化した人間が次から次へと人間を襲っている為であった。

 

走行する列車内でも人間がゾンビ化していく中で、同乗者たちと生き残りをかけて目的地へ到着する事が出来るのか?という作品です。

 

かなり有名な作品ですので、ご存じの方も多いですね。

 

 

 

 

そして今回、紹介する アジョシ (2010)です。


よくレオンやジョン・ウイックに内容が似ているという声を聞きますが、ジョン・ウイックよりも4〜5年早くアジョシの方が公開されてます。

 

ここから先はネタバレもありますので、まだご覧になっていない方はご注意を!

 

 

 

 

アパート内で質屋を営むチャ・テシク(ウォンビン)。人と接することをせず、ひっそりと暮らしているが隣の部屋の母子家庭の娘のソミだけは、テシクをアジョシ(韓国語でおじさん)と親しく呼んでは訪ねていた。

 

ソミの母親は麻薬中毒で、勤め先のクラブで麻薬取引に使われた麻薬を横取りしてしまった為、臓器売買の組織に狙われてしまいソミと共に拉致されてしまう。

 

テシクはソミを取り返す為に組織の命令に従い、麻薬取引の現場へ向かうが取引が罠だった為、警察に包囲されて取り押さえられるが、一瞬のスキをついて警察署を出ていく。正体不明だったテシクは暗殺なども遂行する特殊部隊の隊員だったのだ・・・

 

 

 

まず、この作品の好きなところは本当の意味でのリアル感です。

 

組織の人間に会うためにクラブへ行った時に、腕利きの用心棒との交戦の際に脇腹を1発撃たれるのですが、顔面蒼白になり苦しみながら昔の特殊部隊の友人の元へ助けを求めて行くのです。

 

そりゃそうですよね。アクション映画のヒーローって不死身みたいな扱いで、銃で撃たれて血だらけになっても悪に立ち向かうみたいなシーンをよく見ますが、そんなの不可能ですもんね。

 

上の画像はテシクが何とか友人に助けてもらった後、ソミを助けに行くために長かった髪を刈りこみ、暗殺者だった自分へ戻るシーンです。

 

 

 

そしてアクションシーンもリアルです。この作品の為にウォンビンは暗殺術としてフィリピンのカリやインドネシアのシラッドなどの武術を体得したそうです。

 

これはジェイソン・ボーンのアクションシーンなどでも確認出来るのですが、武器などを使う場合に相手までの最短距離を描いているのです。ナイフなどで相手を刺す時にわざわざ大きく振り回しても避けられるだけですから、当然真っすぐに相手を狙うはずですよね。

 

 

また、主人公一人を相手に多数の相手が切りつけるシーンでよく見るのは、何故か同時に襲わずに一人ずつ襲い掛かります(笑)。そんな訳ないですよね。

 

アジョシは最後のナイフシーンで大勢の相手と対峙するのですが、多数のうちの一人とウォンビンが対峙しているときに背後から殴られたり、切りつけられたりしています。そのたびウォンビンはよろけ、ぐらついています。

 

いくら鍛え上げた特殊部隊の人間でも、鋼の鎧を身に着けている訳ではないのでこれも当然の事です。

 

そして用心棒との1対1の対決シーンでもお互いのナイフで決着をつけるのですが、スピード感とリアル感が最高です。

 

これ以上話すとヤバそうなので止めますが(笑)、むしゃくしゃした時やスッキリしたい時に、ついアジョシを観てしまいます。

 

まだ観たことがない方がいましたら、是非ご覧ください。

 

血が苦手な人は要注意ですが(笑)。

 

 

では、また