若手の限界
北京五輪のサッカー日本代表は開会式が始まる前から終焉を迎えているようです。
まずは格下ニュージーランド相手に引き分けた女子サッカー。0-2から引き分けに追いついたとはいえ、残る相手は勝ったことのない挌上のアメリカとノルウェーでは決勝トーナメントの見込みは薄そう。ただ女子の場合はグループリーグで2位に入れなくても、3位チームの中で2チーム決勝トーナメントにいけるのでアメリカ戦に引き分ければ(決勝トーナメントが決まるノルウェーのモチベーションが落ちるため)可能性は無いこともない様子(もちろん勝てば決勝進出の可能性は大きくなりますが・・・)
一方その女子の悪い流れを引きずってしまった男子は、一番勝てそうだったアメリカに0-1で敗れるという最悪の結果に・・・
壮行試合のアルゼンチン戦で得点できなかった1トップをなぜか採用した反町監督の采配ミスもありますが、再三の決定機に得点できなかったことは残り2試合に光明を見出せない内容でした。
こうなると大久保嘉人選手と遠藤選手が召集できなかったことが悔やまれます。
病気だった『ヤット』(遠藤選手)は仕方無いとして、神戸のアホ社長のせいで出場できなかったヨシトのほうは本当に悔やみきれない失敗。ナイジェリアやオランダ相手に今のメンバーと反町氏のダメ采配でどうにかできる見込みが低いだけに昨日のゲームで
北京五輪のサッカーは終戦を迎えた
という感が否めません。
まぁ、今回の代表に関しては女子も男子もなんか
感情移入できない
感じがあるんですね。アテネの代表は本当に楽しませてくれました。
女子は天才的なプレーでサポーターを魅了したFWの大谷選手、『女ロナウジーニョ』の異名をとった山本選手、『ハワイさん』の相性で親しまれたSBの川上選手、男子並みの反応を誇ったGKの山郷選手、『人妻ボランチ』の異名をとり一部のコアなファンに人気を誇った宮本選手、京都出身の下小鶴選手など個性あふれる選手たちのプレーに一喜一憂しました。
まさかのスウェーデンの勝利から始まった快進撃は、アメリカ戦のインチキゴール(今でもアレはオフサイドだと信じている)で終わりを迎えましたが今でも記憶に残っています。でも彼女たちの姿は北京のピッチにはありません。
男子は『谷間の世代』などといわれながらも、現在のフル代表の主力メンバーになっている選手がずらり。サンガ所属だった松井大輔選手をはじめとして、2得点した悪ガキの大久保嘉人選手、右サイドのスピードスター石川選手、ゴール感覚抜群の田中達也選手、ボランチではなくDFとして体をはった阿部選手、『闘将』トゥーリオ選手、両サイド兼用の駒野選手、双子の弟で左のスペシャリスト森崎浩司選手らの戦いは、ノーガードの打ち合いから始まったパラグアイ戦から、最後まで期待を持たせたイタリア戦を経て、快勝したガーナ戦まで(予選を敗退したとはいえ)サポーターを魅了しました。しかしながら彼らの誰一人として今回の北京には参加できませんでした。
残念ながら今回の代表はアテネのときほど私の心を揺さぶりません。
おそらく選手の選考に問題があるのでしょう。女子は良くわかりませんが(それでもGKの山郷さんを外したのは間違ってると思いますが)、男子のバタバタ選考は始まる前から終ってるというイヤな感じを最後まで拭い去ることは出来ませんでした。
神戸の安達社長を断罪するのは五輪が終ってからでも十分ですが、反町監督を始めとする協会側も猛省が必要だと思います。このまま悪い雰囲気を引きずるとW杯予選にまで悪影響を与えかねませんので・・・
とはいえ(私は半ばあきらめておりますが)
選手たちには希望を捨てずにがんばってほしいものです。