ドロ舟にしがみつく奴ら![]()
歴史的大敗を喫した自民党の安倍総裁(総理)は、大方の予想を裏切り早々と『続投宣言』を行いました。しかしそれ以上に驚いたのは
『他にやる人がいないから』
という理由で続投を認める回りの連中です。たしかにこの局面で『貧乏くじ』をひくのは嫌なことかもしれませんが、このまま安倍ちゃんと一緒にいたら沈み行くドロ舟に乗っているのも同じ。
彼らの気持ちはわからなくもありません。次期首相の有力候補である3人はどれもアキレス腱を抱えています。
前回の総裁選をリタイヤした福田康夫氏は年齢的なハンデに加え、父親ほどのカリスマ性に欠けます。官房長官としても影の存在に徹しきったように地味。総理の器といえるかどうか、人気も余りありません。
麻生太郎氏は前回の総裁選で健闘しポストも与えられていましたが、その失言癖は総理向きとはいえません。むしろ小沢一郎民主党党首の格好のマトになるでしょう。
谷垣貞一氏は、『官僚が選ぶ総理に一番好ましい人』といわれるほど手腕が評価されています。その分一番コントロールしやすい人物ということになります。改革路線とは一線を画す形になりますし、第一この人の増税路線はまともだけど、現段階では受け入れがたい政策です。
誰を担いでも勝てる確証が無い、だから今のままで勝負して相手のエラーを待つという消極的な戦法になっているのです。
ところがそうこうしているうちにアメリカの議会は『従軍慰安婦』問題の謝罪を求める決議を採択しました。安倍氏はアメリカにも見放されたのです。
どうしますか?自民党の方々
全員手をつないで、『野に下る』 ことにしますか?
では私が『起死回生』の技をお教えしましょう。時計を約7年ほど戻してみた時、一番期待されていた自民党の代議士は誰か?
加藤紘一氏です
かれの起こそうとした『加藤の乱』 は自民党内の勢力図を一掃させ、くしくも裏切った盟友小泉純一郎を総理に付ける重要なアシストになりました。
いまさらと思われるかもしれませんが、(主流派でないため)余計なしがらみやカネのヒモ付きでない状態は今の政治不信に陥っている自民党の中ではまともな存在です。
『加藤の乱』 以降人間としての深みを増したといわれている彼が(再び)政治不信に陥っている自民党の救世主になれるのか?
それは廻りの人間にかつての造反者を受け入れる器量があるのかどうかが問われていると思います。
幸いあの時加藤氏を叩きのめした野中弘務氏はすでに引退しました。条件は整っています。
つぎの選挙で第1党を維持できるかどうかはこういう人事が出来るかの柔軟性があるかどうか・・・無いか。
