本日は日暮里d倉庫で9PROJECT「熱海殺人事件 売春捜査官」。昨年9PROJECTの同じくつかこうへい作品「二代目はクリスチャン」を観る予定でしたが、コロナ禍で残念ながら観れず。今回初の9PROJECT。売春捜査官は熱海殺人事件の木村伝兵衛部長が女であったという設定。大分つかこうへい劇団の第一作で、私も当時観ました。 そのころから熱海の中で五島の話が話の軸として出てきて、千円札の話もそうじゃなかったかな。今回は伝兵衛が高野愛、熊田留吉は仲道和樹、戸田スゲオが小川智之、大山金太郎が新澤明日。演出は渡辺和徳で、つかこうへいの遺伝子を持ってる人で、今回の演出はオリジナルをほとんど変えないようにしたということ。役者が違うので懐かしさという感じではなかったですが、やはりつか芝居の役者の力を存分に見せてくれたと思います。 なんか、私はこういう感じの芝居が好きなんだな、と改めて思いました。