はぁーい、皆さん お・ま・ち・か・ね の
情熱ピグ陸
アネット後編でーす。
ところでアメブロって、編集しにくくない?
なんか、変なところでリンクになってたりして、困ることが多々あるの・・・。
HTMLタグで編集しなおそうにも、古い知識しかないからよく分からないし・・・。
まあいいわ。
それから、何度も言いますが・・・
あねっとさんは
本当に漫画家さんです。
だから、こんなとこで何やってんの?とは二度と言わないように。
ちなみに、「芋の姉 The taming of Shrew」と書いたんだけど、
これは「じゃじゃ馬ならし」という意味を持つように翻訳してもらいました。(←自動翻訳機に・・・)
では、後編、いってみよ
某月某日
あねっとの自宅を訪ねると、庭弄りの最中であった。
郊外にある、あねっとの自宅の庭は広い。
丹念に手入れされた芝生の上、裸足で働く庭師とあねっと。
ふと、庭師が歌い始めた。
するとそれに合わせてあねっともハミングを。
あねっと「Hum~」
さわやかなハーモニーが、閑静な住宅街に響く。
庭師「あねっとさん、歌も本格的に始められてはいかがですか?」
あねっとの澄んだ歌声は誰の心も潤わせる力を持っていた。
我々も同じ気持ちであねっとの返事を待つ。
黙り込んでしまったあねっと。
庭師「すみません、出すぎたことを・・・。」
あねっと「・・・ずっと、事務所にも歌手デビューしないかって言われていたの。
でも私なんかがって思って断ってたんだけど・・・。
今、あなたに言われてとっても嬉しかった。
デビューしてコケても、あなたが買ってくれるなら歌おうかな。」
庭師「あねっとさん・・・。必ず、必ず買いますよ。」
次に取材する時には、コンサート風景も撮影できるかもしれない。
庭の隅に1本ポツンと立っている木のそばに寄り、
見事に開いた枝葉を見上げ、あねっとがつぶやいた。
あねっと「ここ見てください。背比べの跡があるでしょう?
私が生まれた日にこの木は植えられて、私の身長をずっと刻んできたんです。」
木の成長により、あねっとが何歳の時に何センチだったのかは、分からなくなってしまったが。
あねっと「昔は木が成長することに気付かなくって・・・。ちょっぴり抜けた子だったみたい。」
ふふふ、と微笑む。
あねっと「だから今は、成長しない切り株に体重を刻んでいるんです。」
普通の人間なら、「手帳に書けばいいことじゃないか。」と思うかも知れない。
しかし、子供の心を持ち続けているあねっとだからこそ、
あのように素晴らしい作品が生まれるのだ。
「意味なんて無くていい。
そこに意味を見出す人が居れば、何事も無駄ではないのだ。」
有名な、マホインシュタイン(1880~2000)の言葉である。
あねっとの漫画にも登場する、あねっとの妹「いもっと」の部屋への訪問にも
同行することができた。
しかし、残念ながらいもっとは留守。
あねっとが得意のピッキングで室内に入っていった。
さすが日本ぼうひゃん協会を率いる会長である。
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いもっとの部屋にある鉢植えに水をやるあねっと。
あねっと「他のものには触らないけど・・・命だけは・・・ほっとけない~!・・・んです。」
みのものたさんの物真似が飛び出し、我々スタッフは一瞬戸惑ってしまった。
あねっと「・・・いっけな~いっ!・・・実は今度 ”ものまねオールスター大運動会&忘年会”に出演するんです。
毎日3時間、みのものたさんの物真似を練習しているものですから・・・。」
たしかに、「朝ズビャーッ!」が始まったかと思うほど、みのものたさんの声にそっくりだった。
あねっと「どうしよう、物真似の題材変えなきゃね。」
いまの部分をカットすることも可能だと伝えたのだが、あねっとは微笑んで首を振る。
あねっと「だって、物真似のレパートリーが増えたら楽しいですもん。」
あねっとの人気の秘訣だろうか、この明るさに人はみな惹かれるのだろう。
そこに突然の来客。
あねっとが出迎えると、そこには見慣れない刈り上げの女性が立っていた。
あねっと「おかえり、いもっと・・・あれ?」
頂いていた資料のいもっととは微妙に違う様に感じるが・・・。
謎の女性「あねっとさん、私よ、私。」
あねっと「えっ・・・?」
なんと、謎の女性の正体は情熱ピグ陸でも以前取り上げた
「世界のアイドゥ マホ」であった。
あねっととは、以前「2時間ドラマスペシャル マスカレイドの夜」で共演してから
ずっと親しくしているのだと言う。
マホ「今日はオフだったから、あねっとさんに会いに来たの。
変装してたから、分からなかったでしょ?」
あねっと「もう!マホちゃんったら!」
熱い抱擁を交わす。
お互い忙しくなりなかなか会う機会が無いとのことで、
我々スタッフも静かにふたりの再会を見守ることにした。
まったりテレビの顔出し看板で戯れるふたり。
今日は特別にまったりテレビの社屋が閉鎖されているため、
トップスターのふたりでも人目を気にせず楽しめるのだ。
すっかり普通の女の子に戻ったふたり。
あねっと「芸能界は楽しいことや刺激もいっぱいあるけど・・・
たまにはこんな風にはしゃいでみたいって、思うこともあるんです。
マホちゃんはアイドゥなのに気を遣わないで遊べる大切な友人ですね。」
輝く笑顔は、それまで見せてくれていたそれよりも、より一層まぶしく見えた。
ふたりの盛り上がりが最高潮に達した時、いもっとが戻ってきた。
いもっと「あら、あねっと。」
いもっとはあねっとの妹でありながら、いつも影であねっとを支え、
創作の面ではあねっとを引っ張っていく、強い女性だと聞いている。
あねっとへの応対も凛としていた。
あねっと「いもっと、こちらマホちゃん。私のお友達なの。」
いもっと「よろしく。」
あねっと「いもっととちょっと似ていると思わない?」
いもっと「・・・本当だぁ。似てるねぇ。」
一瞬、ほわっと表情が緩んだ。
いもっとは、噂に聞いていた”強い女”だけでは無いのかもしれない。
その微笑みはやはり、血の繋がった姉妹であるあねっとのそれととてもよく似て
陽だまりの様な暖かいものであった。
その後、3人であねっとが近所に寄付した公園「あねっと ねばあ~らんど」へ。
東京ドーム30個分のこの公園には、あねっとに選ばれた人しか入れない、
特別なエリアが設置されているらしい。
我々キャメラも特別に入園を許可され、管理人として働いているおとっとにも会うことが出来た。
将来、ハッピー池田のような振付師になりたいというおとっとと、
夢について語らい合う。
いもっとは既にふたりの会話の三歩先を進んでいた。
天真爛漫なようで、頭の回転が速くなくては出来ないこと。
あねっとはいつも、そんないもっとに助けられているようだ。
いもっとがマホと一緒になって、あねっとにクイズを出し始めた。
いもっと「どっちがいもっとでしょう?」
高い演技力を誇るマホと、いもっとの話術で
あねっとはすっかり騙されてしまった。
あねっと「私、姉なのにいつもこうやってからかわれちゃうんです。」
唇を尖らせながらも、喜ぶいもっとを見るその目は優しい。
こんな風に姉妹で遊ぶことは、意外と難しいものだ。
妹を包み込む姉の愛。
姉を慕う妹の愛。
どちらが欠けても、このような関係は築けない。
いもっとの夢についてスタッフが聞いてみた。
いもっと「・・・ないしょ。」
ないしょ、と言いつつもその視線の先にはあねっとの姿が。
妹の憧れは、いつだって姉・・・なのかもしれない。
取材の最後。
あねっとにも、夢について訊ねてみた。
すると筆を取り出して、さっと天に突き上げ
あねっと「やっぱり、私はこれですね。」
そう言って空を見上げた。
逆光でキャメラで捉えることはできなかったけれど、あねっとの表情は恐らく・・・。
次回作「ドッキン☆タイムスリップ~ビジネスクラスで・・・」に思いを馳せるあねっと。
彼女が生み出す作品が、これからどんな媒体で発表されていくのか。
我々には全く想像がつかない。
漫画なのか、それとも自分で演技をして見せてくれるのか。
どちらにせよ、我々は胸を熱くして待つしかない。
きっと彼女は、その胸を十分満たしてくれる作品を届けてくれるだろう。
また次のステップへ筆を走らせる彼女を、追い続けていこう。
そう思ったピグ陸スタッフであった。
END
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