Smart Baby Case
あくまでもパパとママと赤ちゃん、皆の幸せを願って発表されたはずの「Smart Baby Case」スーツケースベビーカーだったんですが、世の中の皆さまには不評のようですね。
一応はケース内のクッションボックスに安全に固定された赤ちゃんが快適に過ごせるようにと、空調を快適に保つ「Safety Breath」システムが標準装備され、オムツ交換も自動的に行う「Auto Diaper」機能で、赤ちゃんが決して気持ち悪くなって泣き出したりしないように配慮されてます。おまけに外から呼びかけると、赤ちゃんの視線の先にセットされた液晶ディスプレイにはパパやママの笑顔が映し出されるって仕組みまで備えてるんですけどね。
これはどう考えても児童虐待ではないか。お前は親になったことがあるのか?「こんな空間に閉じ込められて何時間も外を引きずり回される赤ん坊の気持ちを考えてみろよ!」もうそんなブーイングの嵐で、自信を持って送り出したはずのデザイナーが対応に追われる羽目になってるらしいです。どうやら実現への道は厳しそうですね。
一児の父としては、天候なども含め外部からの危害が軽減される事はメリットですが、密閉空間であるがゆえ空調故障を筆頭に様々なトラブルが想定されるかなと。


