★★★柳生武芸帳★三部★★★
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2010年・新春長編時代劇
柳生武芸帳
<第三部>
徳川幕府転覆を目論む宿敵・浮月斎が、『柳生武芸帳』三巻
のうちの二巻を奪い、夕姫と賀源太を拉致して姿を消した。
十兵衛は、浮月斎が朝廷に秘蔵している最後の一巻を狙う
と読み、京へ向かう決意をする。
兄の知らせを受けた又十郎と倒幕派公家・中ノ院大納言通
村の娘・桔梗も後を追う・・・
浮月斎とその配下、彼らの野望を止めようとする十兵衛、
又十郎が京の町に集まるのだった。
その頃、浮月斎に囚われた夕姫は、武芸帳を手に入れて
も解放されないことを嘆いていた。そんな夕姫に、浮月斎
は彼女の出生の秘密を明かす。
実は、夕姫は豊臣の血を引いている、唯一の生き残りだと
いうのだ。
秀吉に家族もろとも惨殺された、秀次の遺児である。
浮月斎は、武芸帳が全て揃い徳川幕府と合戦になった暁
には、夕姫に自分たちの旗印になってほしいと告げる。
自分の出生の秘密を知り、愕然とする夕姫…。
未だ信じられないという姫に、浮月斎は彼女が持つ短剣に
刻印された証拠の紋章を見せるのだった・・・
一方、柳生家京屋敷に着いた十兵衛は、妹・於季から、父
・宗矩も京に滞在していることを知らされる。
於季は、数日前から京の町で武芸者を狙った辻斬りが発生
しており、父が行き先を告げずに外出している事で疑ってい
た・・・?
柳生宗矩が武芸帳を守る為に辻斬りを・・・
父の行動を不審に思った十兵衛は、京に来た目的を聞くが、
浮月斎が最後の武芸帳を手に入れるのを阻止するためだ、
とだけ言われる。
ある晩、十兵衛は屋敷を出た父を着けることに・・・途中で見
失った父を捜す中、辻斬りに遭った武芸者の遺体を発見す
る・・・
その時、十兵衛の前に多三郎が現れて同じ境遇である事を
話す・・・
「我々は互いに親子でありながら、駒として使われているだ
け・・・」と、嘆く・・・そして夕姫の居所まで教えてきた。
罠かと警戒する十兵衛に、多三郎は「父の思いを確かめる
ため…お主なら判る筈だ」と言い残して去っていく・・・
多三郎を疑う十兵衛であったが、教えられた場所へ足を踏
み入れると、そこは紛れもなく浮月斎の隠れ家であった。
監視の武芸者を倒した十兵衛は、夕姫と賀源太を救出。
父に内緒で夕姫を匿い、於季に世話をさせることにした・・・
その頃、京で又十郎と別れた桔梗は、父・中ノ院と再会する。
中ノ院は、既に武芸帳を二巻手に入れた浮月斎から、天下
中ノ院大納言通村
桔梗との再会後、自らの志を貫くために、桔梗を葉室少将教
平に任せ、戦いにゆくことを決める。
桔梗と今生の別れを告げに来た又十郎
一方、三十有余年前に剣を交えて以来、ただの一度も相斗
う機会がなかった宗矩と浮月斎はある夜、対決することに…。
その戦いの中で、浮月斎から夕姫の出生の秘密を知らさ
れた。
宗矩は、十兵衛、又十郎にも武芸帳に隠された衝劇的な
秘密を明かす。「武芸帳は太閤殿下の命でわしが作ったの
だ・・・」
家康と宗矩で財宝の隠し場所を何処にするか・・・?
密約している所。
「関ヶ原の合戦」で敗北した原因は、小早川の寝返りも会った
が、毛利元成が伏見城に立てこもり、援護一つしなかった為、
負けたのが大きな原因だと、毛利藩に与える筈の財宝だった
が、援護しなかった毛利に渡す必要ないと、三成は財宝を隠
したままにしておいた。
石田三成は、殿下に負け戦で腹を切らされる事で、命乞いの
為に、隠しておいた財宝の在り処を履いた・・・
その時秀吉との間で、その財宝はしばらくの間、移動して封印
する為、柳生一族が隠しておく事になった・・・その場所を三
巻にが書いたものだと知らされる。
★私見!! ここで台本におかしい事が・・・???
「関ヶ原の合戦」を終えた後、何故秀吉が生きていた
のか・・・???
秀吉の死は1598年
「関ヶ原の合戦」は1600年なのに・・・???
★この件でご意見ある方、メッセージ下さい。
それはさておき・・・本題に行こう・・・
一巻の中に水神:穴の門に最も深く身を隠すなり・・・とある。
「これは、長門の国(60万石毛利藩)の洞窟である」と、知ら
される。
一巻は柳生新陰流武芸者達の名前。
二巻は秘伝奥義の数々。
三巻は財宝の隠し場所絵図。
三巻を手中にした浮月斎。
「浮月斎と夕姫他皆殺しにして来い」と命令されるも、
十兵衛は「私のやり方でやります」と、言い放って、十兵衛と
又十郎は長門の国(今の山口県秋吉台・秋芳洞)へ向かうの
であった。
その事を三巻手にした浮月斎らも悟り、そこに行き最終決戦
の場となる。
激しい戦いの末、十兵衛と又十郎 は勝利する
!!
我が父、宗矩 は十兵衛の報告を絶賛するが・・・
「私のやり方で・・・夕姫は生き残した・・・」と言う」十兵衛・・・
「何故殺さぬ・・・?」
2人は互いに刃を抜いた・・・そして、父、宗矩を下した十兵
衛・・・
幕府には宗矩の死を「病死」として届けられたのである・・・
柳生の跡目は桔梗を連れに行った又十郎が継ぐ事になる。
そして・・・十兵衛は何処かへ・・・旅に出る・・・
<完結>