★NHK大河「天地人」★愛を掲げよ★最終回!!★
★「天地人」★最終回
★愛を掲げよ★
景勝(北村一輝)と兼続(妻夫木聡)は江戸から米沢へ戻る。
米沢は兼続の改革が功を奏し、しだいに活気づいてきていた。
竹松から名を改めた兼続の息子、景明(太賀)ら若い家臣たちは藩の財
を高めようと改革案を練るが、幼少の頃から身体の弱かった景明が、
病に倒れる・・・
兼続とお船(常盤貴子)の看病のかいなく、景明は息をひきとる。
これで2人の娘子、お梅・お松に続いて、3人目の影明まで逝ってし
まった・・・お船は悲しみに暮れ病に伏す・・・
翌年、年老いた家康(松方弘樹)は兼続と政宗(松田龍平)を呼び、
秀忠(中川晃教)に「ワシが教えられなかった”愛と義”を教えてやっ
てくれ」と、兼続は指南役を頼まれる。
家康の子を思う心に感じいった兼続は、これを引き受ける。
一方、お船は米沢に居ると3人の子供が亡き後、気分が優れず、
自分も役目が欲しいと考え、景勝と兼続の許しを得て、景勝の嫡男、
玉丸(西山潤)の世話をするため江戸へ旅立つ。
家康が75歳で息をひきとり、家康との約束通り兼続は、秀忠の
指南役として江戸城に入る。
兼続は徳川の若い家臣たちにせがまれ、織田信長、豊臣秀吉、
石田三成など戦国の英雄たちの話を聞かせる。
やがて、兼続は私財を投じ、米沢初の学問所となる「禅林文庫」を
創設し、政(まつりごと)から身をひき、江戸へ向かった兼続はお船
と再会し、二人で越後へ旅に出る。
越後を一望に見渡せる山の上から、昔よく見た懐かしい景色に感慨
無量となる二人は、息子の景明の位牌を手にして、ともに夫婦として
幸せだったことを確かめ合う。
米沢へ戻った兼続を、景勝は峠の岩場へ連れて行く。
春日山の岩屋に似たここに、謙信公をまつるという。
二人の胸に、幼き頃からこれまでの日々が、次々と去来する・・・・・・・・・・・・・・
樋口与六役の加藤清史郎君 上杉喜平次役の溝口琢矢君
思えばあの幼き頃・・・北斗の七星になるべく出会った2人は、兄弟以上の
関係を持ち、「愛と義」を旗印に、戦国の世を駆け抜けてきたのである・・・
そしてこの岩場が景勝、兼続にとって、今生の別れとなるのだった・・・
元和5年(1619年)秋、庭に咲き乱れている紅葉の木を見ながら・・・
嵐の様に駆け抜けた一生を振り返る兼続・・・
幼少の頃、母から「モミジの様な家臣になりなさい」と言われた事を思い
出していた・・・
「お船、ワシはモミジになれたかのォ・・・」と、兼続は問いかける・・・
「充分立派なモミジになれました・・・」
話をしている内に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お船に見取られて・・・いつしか・・・
モミジの紅葉の下で、兼続は60歳で息を引き取ったのである・・・
・・・・・・・
★役者の皆さん大変お疲れ様でした・・・
NHK大河ドラマ「天地人」充分楽しませてもらいました。
面白かったです。
<私の総評>
★景勝役の北村一輝と兼続役の妻夫木聡は、「愛と義」を掲げ
て戦国の世を駆け抜けた武将、かつて無い角度から取り上げた
戦国物語りだが、静と動の名コンビで、2人ならではの良さが凄
く出ていて、毎回楽しめた。
2人共、演技力抜群でした。 (^^)/
★兼続の幼少期、樋口与六役の加藤清史郎君はあのセリフ
回しは凄かった「ワシはこんな所に来たくはなかったー!!」
大人顔負けだった・・・泣くシーンも、ついついもらい泣きした私
だった・・・今では、子供店長にまで上り詰め、チビッ子大スター
になった。
★景勝の幼少期、上杉喜平次役の溝口琢矢君・・・彼は世六
に少々食われていたが、無口で人見知りする役だから、仕方
がない・・・アレはアレでよくやっていた。
★徳川家康役の松方弘樹はさすが、今までの映画の中で出て
きたどんな家康よりも、それらしかった様な気がした・・・
因みに私はHPにも搭載しているが、駿府の家康の墓 をお参り
したが、松方弘樹が、あの墓の中に居たのでは・・・?と、思うく
らい、はまっていた。
★豊臣秀吉も、笹野高史も良い味を出していた・・・何時も端役
なのに、今回は、一時期でも主役の様に頑張った笹野さん、
にが~い味がありました。お疲れ様・・・
★織田信長役の吉川晃司も、狂気に満ちた役ははまっていた。
過去の誰がやっても同じ様な雰囲気で、信長は演じられていた。
★石田三成役の小栗旬・・・本人に責任は無いが、これは少々
無理があったような・・・?
頭のスタイルがアレで良いのかよー・・・と、言うような変な髪
だったのが気に入らなかった・・・セリフ回しはさすが旬ちゃん、
上手かったぞー!
★お船役の常盤貴子さんは、兼続の良き妻としてだけでなく、
上杉の裏方として常に支えてきた人だが、綺麗で清楚な感じが
出ていて最高でした!
★伊達政宗役の松田龍平は、今回イメージ的に悪の政宗を演
じていたが、充分雰囲気が出ていた、ナカナカのものだったよ。
★淀君役の深田恭子さんは、今回は過去の淀君からは程遠い、
気が強く意地の悪さは押さえていた為、少々物足りなかった・・・
アレは脚本が悪く、淀君は今まで通りに捕えて欲しかった・・・
その方が面白い筈である・・・
<過去の大河ドラマ・視聴率と日経平均株価>
(視聴率) (株 価)
2010-龍馬伝・・・・・・・・・・ 楽しみにしているぞ~!
2009-天地人・・・・・・・・・・( ? ) ( ? )
まだ出ていないが、私の予想では・・・・・・?
(24.0) (30,0)・・・くらいかな?
2008ー篤 姫 ・・・・・・・・・(24,5) (42,1)
2007-風林火山・・・・・・・・(18,7) (11.1)
2006-功名が辻・・・・・・・・(20,9) ( 6,9)
2005-義 経・・・・・・・・・・・(19,5) (40,2)
2004-新撰組・・・・・・・・・・(17,4) ( 7,6)
2003-武 蔵・・・・・・・・・・・(16,7) (24,5)
2002-利家とまつ・・・・・・・(22,1) (18,6)