★★★「天地人」★<21話>★三成の涙・・・★★★
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天地人」<21回>
三成の涙
春日山城・秀吉を迎えての宴席で、三成の嫌みと失礼な言葉
に怒った兼続だったが・・・秀吉が気を使い、三成を外に出ても
らい、秀吉が兼続に寄り沿う・・・三成の幼少時代の事を、懇々
と言い聞かせ、兼続は自分の幼少時代の姿に移し変え、感じ
る所あり、納得する・・・
外で待つ三成に、幼い頃むすびで泣いたと聞かされ、むすびを持
って行き、心を開かせようとするが、ナカナカ三成は心を開かない
・・・意気地な性格である・・・
それから時が経って、春日山城では、景勝と菊姫との間に世継ぎ
が出来たと、勘違いして歓ぶ仙逃院を如何にして、そうではない
・・・事を知らせようかと、困っている景勝と菊姫だが、この役を兼続
に引き受けてもらおう・・・と、景勝は兼続に頼む・・・
兼続は頼まれるも・・・結局3人で、仙逃院をやっとの思いで説き
伏せたのである・・・
一方、直江家に、三成が尋ねて来たものの、兼続はいなかった。
お船が気難しい三成を、相手にしていたが、兼続の家臣がそれを聞
き、兼続の代わりに5~6人で接待していた・・・ところが余りに無礼
千万な、三成の言葉に嫌気をさして、皆帰って行った・・・
春日城で、仙逃院を説き伏せた兼続は、急いで帰ったが、三成は
気分悪くしたのか、「もう遅いし、わしは帰る・・・」
お船が「そう言わず旦那様も帰ったので、ゆっくり一晩泊まって
いかれては・・・?」
「そうだ、ゆっくりしていってくれ」
兼続が話している時、百姓達が7~8名で押し寄せて来た。
「旦那様、いつもわし等を気に掛けて頂き、ありがとうごぜいます
だ、この野菜を食べて下せー」
沢山の野菜を持ってきてくれた百姓達の、その中に兼続は側まで
行き、「有難う有難う・・・皆有難うよ」と、その中の幼子を肩まで上
げて大喜びをしている姿を見た三成は、うらやましくも、感動してい
た・・・
「これから皆で宴会をしよう、お前達も皆上がれ」と、百姓達を家
に上げて、一度は接待して、帰って行った仲間の衆を呼び戻し、
宴会をした。
ところが、仲間衆の前で兼続を又、アホ呼ばわりし、嫌みばかり
言う三成に皆は怒り狂いかけた・・・
兼続は「アホはアホなりにやろうぜ・・・」と、裸になって踊りだした。
するとその仲間達も、次々と着物を脱ぎ捨て、アホみたいに踊り
狂うのであった。
それを視た三成は、頭を冷やしに縁側に出て一人思いに耽った・・・
そこへ兼続がむすびを持ってくる・・・
「お前がうらやましいなァ・・・」と、三成が一言・・・
「アホになり切れるお前、アホになり切れず、わしは皆に嫌われ
る・・・」
そこに又兼続はむすびを半分に割って、一方を三成に渡す・・・
「このむすびは越後で取れた米じゃ・・・」
この時から二人は互いに良き国を作る為に、しっかり手を取り合っ
たのである。
半分のむすびを口に入れながら、兼続に背を向けて、涙する三成
だった・・・幼少の頃秀吉に拾われ、長浜の地で、正室ネネ様に
握ってもらったむすびに、涙しながら食べたそうな・・・
思い出したのだろうかその時を・・・
三成はジーと月を眺めていた・・・
「ここに来て、何か得るものが有ったか・・・?」と、兼続。
「わしは民の為に豊かな暮らしを・・・と、願っていたが、それだけ
ではなく、互いに思いやる心が大事だ・・・と、判った・・・
お前が教えてくれた・・・」・・・三成は己を悟った・・・
「水臭い事を言うな・・・今日よりお主は・・・わしの友よ」
夜の縁側で月を視ながら・・・二人の心が固く結ばれた瞬間だっ
た・・・
<私的意見>
何も文句を付けようと言うのではないが、石田三成の頭が
おかしすぎる・・・?歌舞伎役者ではないのだから個性的に
するにも限度がある・・・!!
主人公直江兼続の髪型もおかしすぎる・・・?
あんな髪型の戦国武将はいないやろう・・・!!
若者に興味を持たせようとして、設定したのだろうが、
これはおかしすぎるぞ・・・NHKさんよ!!