周知の事実だが、INFINITEは常にユーモアとバラエティーの才能にあふれているグループだ。 
 
INFINITEメンバーたちのそのバラエティー感覚とユーモア感覚は、周囲の人々を楽しませる力を持っている。インタビューでもそうだ。 
 
一例を挙げると、今回の‘태풍(テプン/台風)’の舞台衣装である手錠を模したアクセサリーについて、“ケガしないための防御具?”と冗談混じりの質問を投げると、当然のように即答で、“あ、汗をふくためのものですよ”と返してくるのが、まさにINFINITEなのである。
 
だからといって、INFINITEが軽薄だとか不真面目だという意味ではない。INFINITEは、人々が自分たちに求める姿がどんなものなのかを明確に知っている、そしてそのための努力を惜しまないグループでなのである。 
 
ステージ裏での‘バラエティー型INFINITE’とステージ上の‘カリスマINFINITE’の間に特別な乖離を感じることなく、すべてが最高だと感じられる理由は、まさにそこにある。
 
先日22日のMnet ‘Mカウントダウン’現場で行ったインタビューは、誠実さと軽快さ、冗談と本気が予測不能に交錯しながら進行していった。
 
まずは1年2ヶ月ぶりのカムバックの感想を聞くと、即座に、“1年2ヶ月ぶりのカムバックだけど、2年1ヶ月ぐらいの体感。それほど長く感じられた。特にドンウヒョンは音楽番組に出るのが本当に好きなので、‘早くカムバックしたい歌’まで歌っていた。だから、とにかく楽しんで活動したい”と答え、それを聞きながらドンウは合間合間に、“そう。そのとおり”とうなずいていた。 
 
そして、そんな歌を歌うほどに待ちわびていた番組のステージに立った感想を聞いてみると、ドンウは、“コンサートやイベントはたくさんやっていても、音楽番組には、またそれとは別の意味を感じる。ファンの皆さんと一緒に作り上げる要素が大きいから。とても多くのフィードバックをもらえるのが音楽番組だと思う”と答えた。
 
どんなフィードバックをもらったのか尋ねると、すぐにINFINITEの他のメンバーたちが口を出してきて、“ドンウや!随分マシになったなぁ”、“ドンウや!ちょっと黙ってて”、“ドンウや!少しはメイクして”などのフィードバックを再現し、笑いを誘った。
 
続けてドンウは、“例えば、‘週刊アイドル’で‘ネッコハジャ’の2倍速ダンスをやったのがレジェンド言われてるらしい。頑張った結果が良ければ、よりやりがいを感じるし、意味を感じることができる”と、自分たちのカムバックを歓迎するファンたちの反応に感謝を表わした。
 
ドンウはファンと一緒に作り上げることの意味について語ってくれたが、INFINITEカムバック曲‘태풍(テプン/台風)’には様々な新しいチャレンジが盛り込まれているという点でも、大きな意味を見いだすことができる。 
 
まず‘태풍(テプン/台風)’で最も目につくのは、独創的な歌詞で有名なチョンガンディーが歌詞を書いたという点、そして、振付が破格の難易度であるという点だ。 
 
チョンガンディーの歌詞についてどういう感想を持ったか尋ねると、まずウヒョンが嬉々とした表情で、“ガンディーお兄様!”と大声を張り上げた。ちなみに言っておくが、チョンガンディーは女性である。そのことを教えるとすぐにウヒョンは、“ガンディーお姉様”と静かに訂正した。
 
するとウヒョンに続いてホヤが、“一番最初に見せてもらったとき、歌詞が‘いいガンディ(いい感じ)’だと思った”と笑いを取った。しかしホヤもいざ歌詞についての感想を聞かれると、“ソンギュヒョンがたくさん思いの丈を言いたいそうです”とパスを投げ、突然の状況にソンギュは、“いわゆる言葉遊びといいましょうか”と一言だけ発し、言葉に詰まってしまった。 
 
結局まとめ役を買って出たのは、またドンウだった。ドンウは、“ひねってひねって、また縒り合わせて、別れについて語った歌詞だが、とても叙情的な感じもするし、韻を踏んだリズム感が核になっていると思う。初めてのスタイルで最初はとまどいもあったけど、実際に歌ってみたら、僕らのスタイルと合っていて、気持ちよく歌うことができている”と語り、するとソンギュは、“(ドンウが)僕の気持ちを正確に表現した”と言って満足げに息を吐いた。
 
INFINITEが‘태풍(テプン/台風)’のステージを“歴代最高級”と自信を持って語る一番の要因は、やはりパフォーマンスだ。‘태풍(テプン/台風)’のパフォーマンスは、速くて高難度の動作が連続で登場し、まさに‘태풍(テプン/台風)’が襲いかかるようなパフォーマンスとなっている。
 
ホヤは、“他の部分はともかく、振付の変化はやはり最後のダンスブレイクにある。一番最初に出てきた振付案も楽なものではなかったが、通常のリズムで踊る振付だった。その通常のリズムでも速いほうだったけど、僕が‘もっと難易度を上げたい’と言った。安易にラインを合わせて通常のリズムで踊るだけじゃダメだと思ったから。とにかく難易度を上げよう、かっこよくしようと言って、振付師のヒョンに3回ほど振付を変更してもらった”と告白した。
 
続けてホヤは、“そしてできてきた振付があまりにも速くて、振付師のヒョンが、やっぱりもう少し楽なものに変えようと言ってきたけど、僕がダメだと言い張って、無理やり完成させた”と言って、‘태풍(テプン/台風)’は歴代最高級に難しいパフォーマンスだと強調した。
 
ソンヨルは、“実は僕は、簡単にしようと言った。最近の他のチームのダンスを見ると、ポイントとなる振付は、まねがしやすいように、簡単に簡単に作られてる。だから僕たちもそれで行こうと言ったが、ホヤからダメ出しされた。僕たちはいまや先輩格なんだから、基本に忠実であるべきだ、そんな考えはよくない、難しく行こうと言われた”と付言した。
 
またドンウも、“今回の振付は2倍速ダンスはムリだと思う。あまりにも速いから”と‘태풍(テプン/台風)’の難易度の高さを認めた。
‘태풍(テプン/台風)’が難しい振付だというのは納得できたが、一つ疑問なのは、INFINITEのトーレードマークともいえる‘超群舞’とは懸け離れているという点だ。
 
ホヤは、“超群舞がずれているわけじゃなく、いまや、わざわざ合わせなくなったということ。これまでは、各自体形もダンススタイルもそれぞれ違うのに、グループのイメージのために無理して合わせていた。もはや、わざと自分のスタイルを殺したりすべき時期ではないと考えた。振付師のヒョンも同じ意見で、‘超群舞はやめよう’ということで一致した。各自、自分のスタイルで踊ろうと。ある人が見ると初心を失ったように思われるかもしれないが、そうじゃない”と語った。 
 
またドンウは、“この子と僕には大きな身長差がある。すると、1人は思いきり屈んで、もう1人はあまり屈まないようにしなければならない。だから一層、自分のスタイルを見せることができなかった”と言い、ホヤは、“超群舞ではむしろダンスの実力が伸びない。無理をしてるわけだから”と、超群舞をやめた理由を明らかにした。
 
超群舞を捨てた効果が一番顕著に現れたのは、ウヒョンだ。ウヒョンは、“超群舞で振りを合わせなくなったら、ダンスの実力がぐんと伸びた。今後のコンサートではぜひ僕のことを重点的に見てほしい”とダンスの実力への自信を誇示し、笑いを誘っていた。
 
最後に‘태풍(テプン/台風)’の活動への覚悟を尋ねると、即座に答えたのはソンジョンだった。しかし、ソンジョンが末っ子だからなのか、 INFINITEメンバーの中でもとりわけ真面目な性格であるからなのか、ソンジョンの発する一言一言に対するヒョンたちのつっこみは、とめどなかった。
 
まずソンジョンが、“もともとそうだったけれど、最近はより一層、‘これが最後のステージだと思ってベストを尽くそう’というふうに考えてる”と強い覚悟を語ると、すぐにホヤが、“僕らには次のアルバムもあるけどね…”とつっこみ、続けてソンジョンが、“そういう意味じゃなくて、それだけベストを尽くそうと思ってるという意味。今回で骨が折れてもいい、そんな覚悟で頑張るっていう”と言えばすぐにウヒョンが、“え~い、だけどケガしちゃダメだよぉ”とからかって、笑いを取る。 
 
結局まとめ役は再びドンウの役目だった。ドンウは、“付け加えれば、INFINITEらしく行こうということ。懸命に、臆することも惑わされることもなく、前向きに、そしてファイティンあふれる姿勢で行いこう。これが今回の抱負”と言って、歴代最高級のステージを準備したINFINITEの今回の活動について多くの関心を寄せてほしいとくくった。
 
記事訳お借りしました。。。。