アイドルグループのメンバーがソロアルバムを発表するには、一定の能力が必要だ。1人で3分を超える舞台を魅せることができる舞台掌握力、リフレインやクライマックスも消化できる歌唱力、1人でもファンダムと大衆を納得させられる人気と認知度など、さまざまな要素に後押しされる必要がある。多くのアイドルがソロアルバムを発表してきた。しかし、いまだに自身の音楽的潜在能力を発表できていないソロ有望株もたくさんいる。ソロを期待するアイドルメンバーに、光を当ててみた。[編集者注]

INFINITEのウヒョン。2010年にデビューしたグループINFINITEのメインボーカルだ。ウヒョンは、もう1人のメインボーカルソンギュとともに、INFINITEのトップとしての責任を負っている。ソンギュはすでに2枚のソロアルバムを出しているが、まだウヒョンは自身のソロ世界を発表できていない。ウヒョンがソロデビューする機は既に熟している。

# ソロとしての魅力

ウヒョンのボーカルの強みは、力があり、かつ美しいその歌声にある。ウヒョンはINFINITEのほとんどの活動曲で主に、一番高い高音、突き抜けるようなハイライトのパートを引き受け、自身の歌唱力を誇示してきた。INFINITE特有の超群舞にウヒョンの澄んだ高音が重なり合うことで、INFINITEの魅力は倍増する。

ウヒョンの歌声は、澄んだ高音でありながらも、その内側に水分を含んでいるかのようなせつない感受性を秘めている。揺れ動きながらしっかりと中心を捉えるウヒョンの美声は、曲の感性を最大化する。ウヒョンがKBS2‘不朽の名曲’で見せてくれたソロステージは、ウヒョン色のバラードが奏でるその響きを感じることができる。せつない感性があふれ出るバラード、ルシアとともに歌った‘サボテン’で見せたクールな感情、SHINeeキーと組んだユニットToheartで見せたはつらつとした才気まで、ウヒョンは多様なジャンルを消化できる力を持っている点も強みだ。

その上ウヒョンには、シンガーソングライティングの能力もある。INFINITEの‘Beautiful’、正規第2集アルバム収録のソロ曲‘瞳を閉じれば’、INFINITEワールドツアードキュメンタリー映画‘Grow’OSTの ‘함께(ハムケ/Together)’など、着実に自作曲を発表してきた。

ウヒョンは1月に放送されたケーブルチャンネルMBCevery1‘SHOWTIME INFINITE’第7回で、思いがけずINFINITEのデビュー曲‘タシトラワ’をウヒョンソロバージョンで誕生させた。当時メンバーたちは、“おまえが願い続けたソロがやっと発表できた”と祝った。ウヒョンがこれまでソロへの意欲をきちんと積み重ねてきたことが垣間見えるエピソードだ。彼の念願が込められたソロアルバムは、いったいどんな音楽になるのだろう。


# 彼に向けられた賛辞

“作曲した私が思い描くとおりの澄み切った歌を歌ってくれて、本当に素晴らしかった” – ‘愛していたのに’ステージを見たハンドンジュン、KBS2‘不朽の名曲’より
“ますますステージに磨きがかかって余裕も感じられた” – ホンギョンミン、KBS2‘不朽の名曲’より
“人生の一歩をスタートする開花したばかりの若者の‘想い出づくり’だった。キムヒョンシクもウヒョン君が歌ってくれた歌を愛おしんでくれると思う” – カンホン音楽評論家、KBS2‘不朽の名曲’より