皆さんこんにちは、マジックキノです。人間関係の潤滑油をお届けに参りました。

 

 「⑲人間関係の最も上質な潤滑油「感謝」について深掘りする」で大和言葉である「ありがとうございます」は世界でも唯一、神様にも同時にありがとうの波動が届いている特殊な意味がることをお伝えしましたが、今回は「大和言葉」について少し掘り下げていきます。これを知った後、きっと日本語をさらに好きになることでしょう。

 

大和言葉の意味

 大和言葉の意味は日本語を構成する語の種類の一つであり、外来語や漢語に対して縄文・弥生時代にまで歴史をさかのぼる日本固有語とされる言葉のことをいいます。また和語とも呼ばれます

 

例として「さくら」「海」「ありがとう」「美しい」など普段使われている言葉も大和言葉の一つです。

 

大和言葉の特徴

 大和言葉の特徴はひらがな語と漢字で書くと訓読みになる言葉です

「春(はる)や夏(なつ)」などほとんどが大和言葉になります

 

擬音語、擬態語「さらさら・しとしと・なみなみ」などオノマトペ(外国語には無い表現の言葉)も大和言葉です。

 

例として、手紙を書くときの前文に「春の風がさらさらと心地よい季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。」などと、添えるだけで柔らかいイメージの文になりますね。日本語特有の美しさを感じます。「お・も・て・な・し」と言う言葉も以前、東京オリンピック招致の為のプレゼンテーションで滝川クリステルさんがこの言葉を使って世界的に有名な言葉にしましたね。

 

大和言葉のありがとうの言い回し

恐れ入る

恐れ入る」は相手への感謝の気持ちを謙虚に伝える言葉です

 

※自分の体調を気にかけてくれた上司に対して「ご心配いただき、

 恐れ入ります」

 

痛み入る

痛み入る」は相手の親切心や好意に対して、気が痛むほど感謝

 していることを表します目上の人や取引先などに対して使うことが

 多いです

 

※「わざわざお越しいただき、痛み入ります」

 

恩に着る

恩に着る」は人の親切心に対して、恩恵を受け入れて感謝する言

 葉で現代では「いつかお礼をさせてほしい」というニュアンスを含

 みます

 

※イベントなどの運営側として挨拶をする際に「皆様のお力添え、

 心から恩に着ます」

 

有り難い

こんなことは滅多にない、つまり「有り難い」という意味が由来

 ⇒現代で頻繁に使われる「ありがとう」の語源です

 

「ありがとう」を漢字で書くと「有り難う」。有ることが難しいものが

そこに存在し、めったに起こらないような嬉しいことが起こるから

「ああ、有り難い!」「有り難う!」となります
 私たちが毎日なにげなく使う「ありがとう」という言葉は、本来は目に

見えない神様の存在や、その計らいへの感謝だったのです

 

※いつもお世話になっている上司・先輩に対して

「ご指導いただき、本当に有り難く思っています」と表現すると、

あなたが本心から感謝していることが伝わります。

 

「言霊」と「大和言葉」

【言霊】:古代、ことばにやどると信じられた霊力。発せられた

ことばの内容どおりの状態を実現する力がある

信じられていました。旧約聖書の中にある天地創造もことばによって

天地を創造していかれたと書かれていますが通ずるところがあります。

 

「ありがとうございます」という

 言霊が意味すること 

◆「ありがとう」の意味

「あ」・・・「明かり」「開ける」「新しい」など、光源・生命の

   本源で全ての始まりを意味しています。

 

「り」・・・「ら行」は、「変わる」「くるくる」など、語尾に付

   いて変化や活動を表しています。さらに、「り」に 

   は「い」の響きがあり、「命いのち」の活動を暗示しており、

   いろんな要素が組み合わさって「らせん状」に変化しながら、

   あらゆるものを生み出す働きを意味しています。

 

「が」・・・「か」は、「神」「風」「影」「可能」「輝き」など、

   奥深い実相とエネルギーを表しています。「が」は、「か」

   をダブらせていますから、「輝きに輝く」という意味で、

  「無限に輝いている」という意味です。

 

「とう」・・・数字の10は、「とう=十」と漢字で表現できます。

   「十字」にみて、縦横の組み合わせと見ることができます。

    または、「ありがたし」の「た」と「し」というふうに分け

    た時は、「田んぼ」の「た」が縦軸で、「清水」の「し」が

   横軸と表すことができます。縦横に組み合わせて一つのもの

   を創りあげる。

 

※だから無限の光源が、出発点「あ」にあって、

そこから創造活動が行われて、それが完壁に組

み合わさって、大宇宙の姿をとっていると考え

ることができます。これが「ありがとう」の意

味です。

 

◆「ございます」の意味

「ありがとう」が現象化してくる過程が、「ございます」です。

 

「ご」・・・「こ」をダブらせて、「凝り固まって、凝り固まって」、

   「物質化する」「完成へと向かう」という意味があります。

 

「ざ」・・・「先々」「栄る」「ささやき」など静かな時の流れを表

    しています。その「さ」をダブらせて「さらさら流れる」、

    宇宙の全てが移り変わる流れ、生命の営みなど、万物流転の

    法則です。それが自然に移り変わっている状態を表現して

    います。

 

「い」・・・「い」というのは「命」、生きているという意味です。

    単なる移り変わる「物」じゃなく、本当に生きてる「働き」

    命が躍動して輝いてるという意味です。

 

「ます」・・・「ま」と「す」の組み合わせの「ます」で、増える

    という意味で、今現われたものが更に大きく良くなる、

    「増える」「栄える」という意味でもあります。

 

 ※このように、「ありがとうございます」という言葉は、絶対

  的存在から生まれた無限に輝くエネルギーのようなものを、こ

  の世に現象として、物質化させ、また中心へ戻って行って行く

  という「循環の法則」を起動するスイッチの意味を持っています

  言いかえれば、大宇宙の働きそのものを活用できる言葉だという

  ことです。

 

 「ありがとうございます」とい

一言を普段使うだけで、無から

有を生み出すことができる魔法の

言葉なんですね。

 

「幸せな人生」を創造したいなら

必須の言葉だと断言します。

 

ではまた次回の投稿でおあいしましょう